2010年12月01日

スターバックス本

スターバックスは、言わずと知れた世界最大のコーヒーチェーンである。
関係する書籍も多い。その中で一冊ご紹介。


【スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則】

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ハワード・シュルツという名前は聞いたことがあるかも知れない。でもハワード・ビーハーはどうだろうか。
初期のスターバックスのビジネスがブーミングしたのは、むしろシュルツよりもビーハーによるところが大きいのではなかろうか、と言われている。

ビーハーは、こう言う。
「結局は人だ」

そう、結局は人なのだ。素晴らしいコーヒーというアイテムを作るのも消費するのも人だ。
しかし、コミュニティの中で、組織の中で、最もやっかいな問題は人である。つまり、もっともやっかいな問題が最も重要な問題なのだ。
その問題を解決する手助けになることを10の章に分けて書いてあるのだが、最初の章と最後の章には抽象的だが実に役に立つことが書いてある。
最初の章には、かぶる帽子をひとつにしようと。最後の章には、イエスと言おうと。
かぶる帽子をひとつにすれば、ウソをつかなくて済む。自分に正直にいられる。その状態であらゆることにイエスと言う。ネガティブな要素を排除した上で、ポジティブに行動する、ということだろうか。
確かに、場面に応じて、相手に応じてかぶる帽子を変えてしまう(態度やひどいときは人格まで変えてしまう)ことが無いとは言えない。そして問題があればまずNOと言える理由を探してしまいがちだというのは否定できない。
しかし、かぶる帽子をひとつにして(自分に正直になって)、きっぱりとイエスと言えばこれほど良いことは無いだろう。

世界一にするために守り続けてきた大切な原則は、すなわち、コーヒーは二の次だということだ。一番は、人。
人が人に奉仕する企業、それがスターバックスである。そのツールとして深煎りの豆で一杯ずつ淹れるエスプレッソ(とエスプレッソベースのドリンク)があるわけで、常に従業員とお客が最優先であり、人の前にコーヒーということは、少なくともビーハーには無かったようだ。
(逆に、シュルツはコーヒーにこだわりがかなりあったようで、全自動マシンの導入にはシュルツが相当反対したと書いてある)

正解は無い。無いが、ビーハーの言葉には頷けることが多い。カフェ関連の仕事ではなくても、組織に所属するならば読んで損は無い本だ。
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2010年09月09日

料理通信 10月号

twitterで「ホゼさんには料理通信おすすめします〜」と言われたので、素直に読んでみた。

料理通信 10月号
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(画像をクリックすると料理通信のウェブサイトが開きます)





僕、この本を知らなかったんだけど、隅々まで抜かりない内容でかなり面白い本だった。

特集では小さい店をいくつかピックアップして、小さいなりの工夫や売り方を説明して、小さい店でもぜんぜんやってけるんですよ〜という話を紹介。
ただし、ここに載ってる店は都市部にあることも関係してか、意外と開業費用が高い。中には立地がかなり悪そうな店もあるのだが、1千万以上がザラだ。
数坪(それこそ5坪とか)の店を始めるのに1千万では、ちょっと目論見が狂ったら(客数が少なかったら、客単価が低かったら、回転率が悪かったら)あっという間に赤字転落という綱渡りではないのかなとも思うが、ここに掲載されている店はどれも繁盛店、儲かっているらしい。
まあ失敗例を載せるわけにもいかんだろうから、ここに出てくる店は小さい店の中のうち、最も儲かっている部類と見ていいだろう。
くれぐれも「不利な立地で小さい店でも毎日満杯ならぜんぜんやってけるんじゃんか!」などとイキオイづいて開業する人が出ないことを祈る。ちゃんとビジョンがあってやるならいいけど、こういう成功例ばかり見て「これはビジネスチャンス」などと思う能天気なタイプだと、間違いなくコケると思う。

さて、この本を読んでもっとも秀逸だと思った記事は、編集後記である。大抵の雑誌では編集長の独り言みたいなくだらないヨタ話なので斜め読み上等なのだが、この本の白眉とも言える内容だった。

引き写すとなんか著作権とかなんとかでアレかもしれないので、要旨の結論を書く。
「シェフが野菜を作ると料理に対してプラスになろうと思うが、その野菜で作った料理が美味しかろうわけがない。野菜作りはそんな簡単なものではない。また、逆に農家が料理を作るとさぞ素材が優れていて美味かろうと思うかも知れないが、料金をいただく料理もまたそんなに簡単なものではない」
ブラボーである。それぞれがプロであり、長年の経験と膨大な知識と卓越した技術を持っているわけである。料理人が片手間に作る野菜がうまかろうわけが無いし、農家をやりながら作る家庭料理が料金を取れるだけのものかどうか疑問だ。まったくその通りでぐうの音も出ない。



この編集後記を読んで、僕はこう思う。

料理人が、あるいは農家が、自家製の野菜で作る料理なら、大抵の場合そのどちらか(料理人の場合は素材、農家の場合は料理)の品質が劣るわけである。それはすなわち良い品質の素材で良い品質の料理を出した場合に比べ、料金を下げなければならない。
しかし、料理人が野菜も作っているというのはウケがいい。農家の出す料理というのもウケがいい。料金が高くても、だ。(あるいはそういったものをプレミアとして意図的に高い料金設定にしている店もある)

消費者は、イメージではなく公正な目でその商品の価値を分析し、料金を支払うべきだろう。
うまくも無いものにイメージで高い料金を支払う、おめでたい消費者がいなくならない限り、こういうナメた考え方の素人料理人や素人農家が後を絶たないのだ。




取ってつけたように最後に書くけど、この料理通信という本、すごく面白いんで、オススメです。
posted by ホゼ at 18:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月20日

「ビジネスで大切なことはみんなレストランで教わった」を読んだ。

最近ご無沙汰な書籍のハナシ。

読んでたんだけどね、ほら、ツイッターやるのが忙しくてブログの更新頻度が下がっちゃってw
そんでしわ寄せが来るのが書評。読んで、内容をまとめてブログに書くの、結構面倒だったりしてw



しかし、そんな中でもこの本はブログに書いておこうと思う。この本のタイトルは

 「ビジネスで大切なことはみんなレストランで教わった」

だが、僕の読後の感想は

 「飲食店経営で大切なことのうちの大事な一つは、この本で教わった」

である。



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※画像をクリックするとアマゾンのページへ飛びます
※アフィリエイトとかではないので安心して踏んでください



著者のことは知らなかったし、著者が経営しているレストランも知らない。タイトルも「いかにもありがち」なタイトルだし、積極的にこの手の本を手に取るタイプでもないのだが・・・残念ながら僕は三谷幸喜の往年の名ドラマ「王様のレストラン」の大ファンなのだ。

この本の背表紙をチラっと見かけたときに、あの数々の奇跡を起こした伝説のフレンチレストラン・ベルエキップと、慇懃だが傲慢なほど自信に満ちたこれまた伝説のギャルソン、千石を思い出すのは僕だけではあるまい。

ま、王様のレストランは置いといて、この本は飲食店を開業しようかなーと思う人は読んだほうがいいと思う。
ビジネスで大切なことはみんなレストランで教わった、というタイトルだし、前書きにも、ビジネス一般に通じるスキルを身につけるというようなことが書いてある。しかし、この本を読んで飲食店以外の業界に身を置く人や、飲食店以外の起業志願者にどんな役に立つことがあるんだろうかと思うと、それはあんまり期待できないかなと思う。
やっぱり、これを読んでストレートに役立つのは飲食店を開業しようとしている人、あるいは開業したての人だ。
(飲食店経営歴が長いという人も、これを読んで役立つこと満載かというと難しいかも)

いろいろと素晴らしいサジェスチョンがある中で、一つだけ紹介したい。

(もちろん、これ以外にも役立つ内容が満載なので、是非通して読んでもらいたいのだが)



 起業は「興味があり」「強みがある」ところでやろう


興味があるということを、著者は「エッジが立ってる」と言っている。自分のアンテナが立つところと言い換えてもいいかもしれない。
普段通りの生活で人より情報が入ってくるところ、たいした努力も無しにその動きに精通していること、楽しいからどんどん勉強しちゃうこと、ってことだろうか。
とにかく、自分がなにに興味があるのかを「詰めて」考えてみるといい。著者の場合は、飲食店を開業しているわけだが、飲食店の何に対して興味があったのかと言えば「おもてなし」だということだ。料理は食べるのが好きでもスキルは無かった。つまり調理そのものにはそれほどエッジが立っていなかったわけである。
そこで、おもてなしを最大限発揮できて、尚且つエッジの立たない部分が目立たなくなる、高級炉端焼き店を開業した。素材にこだわり、焼きの技術だけを習得すれば、あとはおもてなし力を全面に出していけばいい。エッジが立っているところなら、その業界に新規参入したとしても、エッジが立っていない人(や店)と競争して、最初から勝ち目があるというわけだ。

もう一つ、強みがあるというのはどういうことか。
著者はITや金融などの数社を渡り歩き、ビジネスの基本やIT、金融の基本を身につけた。しかしこれらは著者に言わせれば、この業界で誰にも負けないというレベルには達しそうにない、ということで、その業界にいる限り、弱みでしかない。しかしそれが外食産業ではどうだろうか。ITや金融の基礎をみっちりと教わった経営者というのはそれほど多くないだろう。つまり、業種を移れば弱みが強みになるということもあるのだ。著者はITや金融で学んだことを飲食店経営に持ち込んだ。そうすれば、同じ土俵で戦っても、相手より武器が多いから、これまた勝ち目があるというわけだ。



飲食店開業というのは、以外に簡単である。ちょっとした勇気があれば誰でもできる。しかし、難しいのはそれをきちんと儲かるビジネスに育てるということだ。移動カフェをやって痛切に感じている。楽しくて社会的に意義があるけど、ちっとも儲からないという店は、道楽だ。儲かなければビジネスではない。


起業するとき、やりたいことをやるのはもちろん結構な話だ。しかしそれが必ず儲かるとは限らない。何かをやりたいということと、それが得意だということはイコールではないからだ。

この本では、儲かるようになるためにどうすればいいか、ということを熱く語ってくれている。(儲かるようにするにはこうしろ、と直接的には言ってないが、結局のところ、著者が言うことは利益に結びついている)
そのスタートたる開業時、まずは儲かるビジネスに育つための土台として、起業するなら「興味があって」「強みがある」ところにしなさいよ、と提言してくれている。やりたいことをやりなさいとは言ってないのだ。
つまり、興味があって強みがあるのがカフェなら、カフェをやりなさいよ、と言ってくれているわけ。
(実際、著者が飲食店を開業するときに、著者自身の興味があり強みのあるところを探した結果、高級炉端焼き店の開業という選択となった)

逆転の発想というかなんというか、目的ありきではなく手段ありきなところは面白い。僕にフィットする考え方だ。



僕の興味があるところ、強みのあるところを生かすと、どのようなカフェにすれば「儲かる」んだろう? よーく考えなきゃ。
posted by ホゼ at 11:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月25日

カフェ&レストラン 6月号 「コーヒー新時代のラテ&カプチーノ」

おなじみ旭屋出版のカフェ&レストランである。6月号の特集は

 コーヒー新時代のラテ&カプチーノ

だそうである。これは読まねばなるまい。


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旭屋出版のウェブサイト



で、読んでみたら、まさに「いま」のカフェ事情、ラテ事情がよーくわかる特集だった。

エリオットアベニュー、ストリーマーコーヒーカンパニーなど話題の新店、ベアーポンドなど最近メディアに取り上げられている店、中原バリスタはじめJBCやJLACで活躍されているバリスタたちなど、シーンの最前線を右から左まで見ることができる。

時代はこういう流れになっているんだなーと。

カフェや喫茶店、豆売り店をやろうとしている人、僕も含め、きっと勉強になることがある1冊だと思う。




買ってソンはないですよ。
posted by ホゼ at 14:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

紫の牛を売れ セス・ゴーディン

ビジネス書でたびたび紹介されていて、未読だったセス・ゴーディンの「紫の牛を売れ」をやっと読んだ。遅いよ。


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何冊かのビジネス書でこの本からの引用をしていたので、良い本なんだろうなぁと思いつつ、発行年がちょっと古めだったため今すぐ読まなくてもいいかなどとなかなか読まなかったのだが、なんのなんの、2003年発行という古さをあまり感じさせない内容で、今のビジネスシーンにも十分(というかとっても)役に立つ本だった。

・・・もっと早く読めばよかったな。

内容を簡単に言うと、「紫の牛(非凡なもの)」を売れということを一冊を通して説いている。つまり「大衆にすでに受け入れられているものには手を出すな、ニッチを狙え、突拍子も無いことをやれ、目立て」ということを、商品が開発されて市場に出回り陳腐化して売れなくなるまでの順序を説明しながら書いている。

市場にモノが出回るには、まずは新し物好きに飛びつかれなければならない。彼らは新しければ役に立たなかろうが高かろうが問題にしない。とにかく新しければ、そして飛びつくだけの価値があれば、飛びつくのだ。
新し物好きがとびついたという事実は、現実的な消費者のうち飛び切り流行に敏感なグループへ伝播する。この段階では売上はほとんど上がらない。このグループの人数は少ない。しかしここが飛びつかなければその商品に先はない。なぜなら彼らは購入した製品の評価やクチコミを次のグループへ熱心に伝えるからだ。
ここに受け入れられれば一般大衆のうち流行に敏感な層に伝播し、さらに一周遅れて流行に乗る層に伝播する(この二つが消費者の大多数を占める)。
そして最後には流行に無頓着な層に購入されたところで、その商品の売上増加は止む。つまり、一通りみんなに行き渡ったってことだ。


紫の牛、すなわちとびきり新しくて、目立って、特別で、誰も考えつかなかったようなものがあれば、臆せずビジネスにしなさいよ、と言っているのだが、普通はそんなものをビジネスにしようとは思わない。
みんなに笑われるだけだからとか、きっと誰も見向きもしないよとか、買う人はいるかもしれないけどそれはほんの少数派でビジネスに育たないよとか、そんな考え方をしてしまいがちだ。事実、僕もそう思ってしまうときが(往々にして)ある。
しかし僕がビジネスの相手にしなければならないのは日本にいる一億の消費者でない。ましてや中国やインドの巨大マーケットでもない。僕が本当に売り込みたいのは、新し物好きという、世の中の人数からすれば無視できるほど少ないごくごく一部の人なのだ。しかし彼らの影響力はすごい。彼らに認められれば、かなりの確率でヒットを飛ばせるのだから。



そして本も終盤になり「なるほど、紫の牛か!それさえあればビジネスで成功できるんだな?」と思ってページを捲っていると、最後の一章を割いて50の紫の牛の探し方が載っているのだ。なんだ、紫の牛は自分で探さなきゃならないのか!
・・・当たり前の話だが、紫の牛そのものをこの本で紹介しているわけではない。iPodを考えついたやつ(スティーブ・ジョブスだ)はこの本を読む前に紫の牛を見つけたのだし、それが市場に出た当時は散々に酷評されたにもかかわらず、今じゃみんな持っている。セス・ゴーディンの言う通りだ。
この本は、過去に成功した人はそれぞれ彼らの紫の牛を見つけていたのだと説明しているだけに過ぎない。ただそれだけだ。しかし、紫の牛を見つけるということが成功の秘訣だということを噛み砕いて教えてくれたということだけでも、この本を読む価値はあったと思う。

posted by ホゼ at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月26日

独立開業な今月の本たち

書店にふらりと寄ったらこんな本が。

月刊専門料理2010年3月号
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あらまこんな本も。

カフェ&レストラン 2010年 3月号
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隣の棚にはこんな本が。

アントレ 4月号
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ああ、アントレは今月だけでなく毎号、独立・開業の特集か(笑



僕みたいに開業を目指しているひとにとって、このテの本は吸引力が非常に強い。書籍も欲しいのを全部買ってるとサイフが軽くなっちゃうので、必要なものしか買わないようにしているのだが、こういうタイトルだとつい手に取ってしまうのだな。

だいたいこういう専門誌は(食に限らずだが)、毎年同じようなネタをぐるぐると使いまわすのが常である。例えば僕がほかに趣味としているスノーボードを例に挙げると、毎年夏にカタログ号が出てシーズンイン、南半球で撮った映像なんかで今年の流行を発信、北半球がシーズンに入ると各地の映像、大会などで紙面が埋まり、春になると春スキーが楽しめるゲレンデのレポ、そして来年のギアの速報が入り夏前にシーズンが終了する。以下、ループである。

僕が開業を目指し始めたのがおよそ1年前、それまで読んだことのなかった「カフェ&レストラン」「カフェ&スイーツ」「月刊食堂」「新しい飲食店開業」・・・その他たくさんの専門誌を読むようになった。約1年読み続けたわけだが、やっぱり専門誌というのはネタを作るのがたいへんなんだなぁということ。
役に立つことがたくさんあるのだけれども、ときどき「おや、この話は読んだことがあるぞ」とか「この店の紹介はほかの雑誌でも」などということがある。それだけ話題性のあるネタやお店というのは多くないということなのかな。

さて、そのグルグルと使いまわされるネタの中で、これはフレッシュというのが開業ネタである。開業ネタであるからして、過去何回もいろんな雑誌に出てということは、基本的にはあんまりないはずだ。開業ネタであるからして今までにない形態であったり、メニューであったり、スタッフであったりと特徴があるのが多い。
そして開業ネタのいいところは、だいたいが、少なくとも今のところ儲かっているか軌道にのりつつある、という業績が上向きのカフェを紹介するところだ。
だいたいは初期投資から家賃、客単価、回転数などが掲載されているので、僕たち開業予備軍がそれを見て考えるのはこういうことだ。

「少なくともこれくらいは売れないとやってけないのね」

彼らがどのように苦労して開業にこぎつけたかなどというのは、正直役に立ちづらい。だって状況が違うから。でも、開業後どのくらいの集客をしなきゃ成り立たないのかというのは、非常に役に立つ。
1000万円借りたら200万売り上げなきゃ厳しいんだ、とか、500万の初期投資で夫婦でやるなら100万売れればなんとかなるんだな、とか、目安になる。
これはかなりテンションが上がる話だ。他人の成功事例を見て、自分だったらどうなるかと考えてみる。果たして僕もお店を開いてやっていけるのか?テンションが上がったままさっそくエクセルを開いて表に数字を入れていくわけである。

よーし僕ならこういう店でこのくらい借り入れてこんなメニューでこのくらいの人が来るはずだ、と売上をシミュレートすると、これがまあ自分予想ではなかなか黒字にならないわけだがw




こういう雑誌に出る人たちって、スゴイよな〜。




たいていこういう感想でテンションが少し下がり気味で開業特集を読み終わるわけである。
posted by ホゼ at 23:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

人はインセンティブに反応する

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ランチタイムの経済学という本に出てくる名言。


※僕認定の名言です



インセンティブとは、


経済学では、費用と便益を比較する人々の意思決定や行動を変化させるような誘因をいう。(wikipedia)


である。例えば。

交通事故死のリスクはドライバーを慎重にさせる。もし事故死を防ぐ安全装置が豊富に装備されれば、交通事故死のリスクが減る分だけドライバーの慎重さは減る。

これがインセンティブに反応したということだ。

そして安全装置により事故のリスクは増える。しかし安全装置のおかげでドライバーが事故死する件数は減る。

事故の件数が増えても死亡事故が減れば良いではないかと思うが・・・

ドライバーの運転が荒くなり歩行者の交通事故での死亡率が上がったため、トータルの死亡者数は結局のところ変わらない。

ちゃんちゃん、である。
こういう身近なネタを思いっきり経済学の観点で(時には力ずくで)話をえんえんと続けるのが、この本である。



この本を読んだのはずいぶん前だが、ものの見方を少し変えるとそうなるのかと、目からウロコが落ちたように思ったものだ。

んで、なぜ今このブログでそんな話をするかと言うと、カフェに来る人だってもちろんインセンティブに反応するからだ、というコジツケである。



お客さんが来るのは、インセンティブに反応するからである。

例:このコーヒーを飲みながら30分ほど時間つぶしをしたいが、店の雰囲気やBGMを加味すると500円なら払う価値がある。しかしメニューを見たら400円だ。

人はインセンティブに反応する。これは間違いない。
しかし、そもそもインセンティブに気が付かなければ反応のしようがない。

例:コーヒー付きランチセットが800円。ふむ。おしゃれなワンプレートランチで美味そうだがちょっと量が少ないか・・・
※無料で大盛りにできます、とメニューの一番下に小さい字で書いてあるが、彼は見落としたようだ。



そういうこと。

そのときその場でどれだけ誘因を感じるか、それに尽きると思う。
しかし状況が違えばインセンティブも違ってくる。同じ状況でも人によって反応するインセンティブが違ってくる。
人の行動には必ずインセンティブが隠れている。どんなに不合理な行動に見えてもその裏には必ず合理的に説明できる理由(つまりインセンティブ)が隠れている。
こういうことを意識の隅っこに置いておくと、何かを見るときにトクをすることがある。


人はインセンティブに反応する、これは経済学の真理の一つであり、僕の人生観の一つでもある。
自分もまた、その法則に支配されていると感じるからだ。
posted by ホゼ at 13:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月28日

デザイン関係の本とか

ロゴやらメニューやらいろいろ考えなきゃならないってわけで、本をいろいろ仕入れてきた。



レストラン・バー&カフェ・グラフィックス1000


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こーゆーの読むのは、本当にヤバい。
世界のデザイナーたちはこんなすごいのを創っているのかとヘコむこと必至。目を奪われるとはまさにこのことか。
移動カフェも、いずれ固定店舗も、なるべく自分のイメージ通りに自分ができるところは自分で作りたいと思っているのだけど(費用もおさえられるし)、こういうプロにお金を積んで、すごいデザインの店をプロデュースしてもらってもいいかも。

サクセスフルロゴデザイン

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考え方によっちゃ、ロゴって人間で言えば顔みたいなもんだよね〜
ロゴばっかり一冊。自分の移動カフェのロゴは既に決定したのだが、こういう本見ると迷う迷う・・・



世界のコーヒー店 アメリカ&ヨーロッパ

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この本は昭和60年くらいに出版されたもので、古すぎて情報がネット上に出てこない・・・
当時のアメリカのコーヒー店は、主に「アメリカンコーヒー」を提供するところであり、エスプレッソはまだまだ異端だったようだ。
対してヨーロッパでも、エスプレッソを飲むのはイタリアとスペインくらいなもんで、イギリスやフランス、ドイツなどではドリップかプレスで飲むのが一般的だったようだ。
カラー写真で店舗の紹介をしてあるが、今もって存続しているカフェがどのくらいあるのかわからないけれども、現在にあってもちっとも違和感が無いどころか、むしろ有象無象の「カフェ」なんかよりよほど魅力的に思う。


ついでに、ポップの書き方なんぞ。


一瞬で心をつかむ魔法の黒板POP

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黒板ポップの基礎が学べる本。カフェその他でよく見かける黒板ポップ、こうやるとちょっとオシャレになり、訴求力が上がりますよ〜、という実例付きで展開。ポップなぞ書いたこと無いよ、という人は一読の価値あり。



この本たち、結構高いんだよね。上から3,500円、9,800円、3,910円、1,400円。
でもそんなにお金が無いヨというときは図書館に行けばタダ。2週間借りられマス。最新の書籍が欲しいときは書店、発行が少々古めの本なら図書館(あるかどうかは運任せ)、と使い分けるとお金をかけずにたくさんの本が読める。




さて、ついでにもう一冊、会計も学ばなくちゃということで、

ウルトラ入門 簿記と経理が楽しくわかる

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これはブックオフで100円なり〜
posted by ホゼ at 08:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

ユニークセールスプロポジション 〜 究極のマーケティングプラン シンプルだけど、一生役に立つ!お客様をトリコにするためのバイブル

ふざけたタイトルがついているが(どんなに真面目で素晴らしい内容の本でも、原題通りのタイトルでは売れないと出版社は思っているらしい。なんでFind your unique selling propositionが「シンプルだけど、一生役に立つ!お客様をトリコにするためのバイブル」になるんだろうか。映画もそうだ、こないだ見たHe's just not that into youが「そんな彼なら捨てちゃえば?」だったもんな。この手のハナシは例を挙げればキリがない。いったいどういう考えでわざわざ読む(見る)気を無くすような日本題を付けるのか。何かのタイトルが英語のままではわかりづらいというならば、そのまま和訳すればいい話で、おかしな日本語に勝手に変換するのだけはやめるべきだろう)真面目なマーケティング本である。

究極のマーケティングプラン シンプルだけど、一生役に立つ!お客様をトリコにするためのバイブル

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この素晴らしい本が書かれたのは何と20世紀の話である(たぶん92年あたり)。それなのに日本語に翻訳されたのは2007年、僕が読んだのは今日である。なんてこった。




二つのエピソードを紹介する。

一つは駐車場係りの話。
著者がとある町で有料駐車場に停めた車に戻り、レストランに向かおうとしたときのことだ。
ありふれた街のありふれた有料駐車場(一日7ドルだった)のよくいるタイプのTシャツを着た係りの男が、これからどこに行くのかと聞いてきた。街のレストランに行くと答えるとそこはマズいからダメだと言う。歩いていける範囲にももっといいレストランがたくさんあると言うのだ。駐車場係りは、著者たちの好みや予算などを聞き街のレストランに席が空いているか電話をし始めた。そして席を予約までしてくれた。
著者はこう思った。これまで泊まったどんな高級なホテルのコンシェルジュも、こんなに上等な扱いはしてくれなかった、と。
そこで駐車場係りに尋ねた。どうしてそこまでするのかと。
駐車場係りは答える。サービス業だから、サービスするのが仕事だ。このサービスであなた達は顔を覚えてくれる。場所も覚えてくれる。次に来たときはウチを利用してくれるだろう?もし二度とこの街に来なくても、知り合いに「あの街に行くならあそこの駐車場を使え」と言ってくれる。だから結局トクをしているのだ。



なんと素晴らしい話だろうか。



もうひとつはUSPの話だ。
ユニークセリングプロポジション、つまり、ほかに真似できない販売計画、つまり独自の強みである。
この例を、著者はドミノピザで説明している。
ドミノピザは、30分以内に届けなきゃ無料といううたい文句で急成長した。これはほかのどのピザ屋もやっていない、ドミノピザだけのサービスだ。つまり、ほかのピザ屋と比較して、顧客にとってドミノピザを選択する強い魅力を提供しているということだ。
絶対的なUSPがあればそのビジネスは世界を制することができる、とは著者の弁。
さて、あなたのビジネスは、似たようなほかの選択肢の中にあって積極的に選ばれるだけの理由があるだろうか?
僕の場合はカフェだ。
僕のカフェは、ほかに街にある何十軒のカフェの中から積極的に選ばれるだけの理由があるだろうか?



ほかにも、ビジネスで役立つ話が満載。特に起業を考えている人は読んでソンすることは無い、というか絶対トクする。

一読をオススメします。
posted by ホゼ at 19:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月31日

「とりあえず生!」が儲かる理由

「とりあえず生!」が儲かる理由 飲食店の不思議な算数2

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という本を読んだ。

※前にも書いたかもだけど、アフィリエイトとかやってないから上のリンクは踏み放題。書籍紹介でよくアマゾンのリンク張ってるけど、特に意味は無いです。



新宿で会員制の飲み屋さんをやっている著者が、一問一答で読者からの質問に答える形式の本。
内容は雑多で、「お店を将来出したいと思ってますが、何かしといたほうがいいこととかありますか?」みたいな漠然とした質問から、「1000円のランチで客が入りません。700円にすべき?」みたいな切羽詰ったような質問まで、バカ丁寧且つ具体的に回答している。基本は飲み屋さんの大将なので、飲み屋寄りな回答が目立つが、それでも飲食店(それこそ一人で回す数坪の店から店長以下社員を雇って回す社長業な方まで、ジャンルを問わず)のオーナーなら参考になることがどっかしらあるような本に仕上がっている。
今から開業しようと思っている人ももちろんだが、すでに商売を始めている人も一読してみたらどうかと思うような本だ。


さて、その中で気になる一問一答をひとつ。

Q カフェやろうと思うんだけど、儲かるのはカフェじゃなくて居酒屋だろと言われて悩んでます
A そりゃカフェより居酒屋が儲かるでしょう。客単価300円のカフェで客を10回転させるより、客単価3000円の居酒屋で客を1回転させるほうがどれだけラクなことか。

おおっ、なんてカフェにアゲインストな回答なんだ。でも、うっかりカフェから居酒屋に乗り換えようと思うカフェ開業志願者がひとりやふたり、出てきてもおかしくないような説得力のある回答だ。

でも、居酒屋だってカフェに対してアドバンテージだけがあるわけじゃないよね。この著者に言わせれば居酒屋のほうが成功する率が高いような言い方だけどさ。そりゃ居酒屋にはそれなりにメリットがあるんだろうけど・・・


でも居酒屋ってチェーンがハバを利かせてて、個人店なんて苦戦しそうじゃない?
・・・カフェもそうだったorz

でも居酒屋って大手チェーンが価格競争してて低価格化が進みつつあるよね?
・・・カフェもそうだったorz

でも居酒屋って不景気で外食費削るって言ったらウチで飲めばいいじゃないってことになるよね?
・・・カフェもそうだったorz

でも居酒屋って駅近が有利とか立地産業な面があるからテナント料が高くなりがちだよね?
・・・カフェもそうだったorz

でも居酒屋って・・・カフェに似てるね・・・



よし、とにかくカフェでがんばるか・・・
posted by ホゼ at 01:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月23日

脱サラしてお店をオープンする人の8割がなぜ失敗するのか

脱サラしてお店をオープンする人の8割がなぜ失敗するのか、というタイトルの本。

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サラリーマン時代、実績の残せなかった人が飲食業に飛び込んで、簡単に成功するほど甘くはないが、実績の残せた人・優秀だった人でも意外と失敗する人が多い。なぜ失敗するのか?どうすれば成功するのか?大阪産創館「あきない虎の穴」で長年にわたり脱サラ開業をサポートしている著者が、開業前に身につけたい考え方やノウハウ、開業後の困難を乗り越えるアクションプランを懇切丁寧に解説。夢を実現し“ハッピーオーナー”となる道筋を示す。


ま、素人が飲食店を出したら普通失敗するわな。サラリーマンは飲食業のプロではないわけだから。


で、開業コンサルなんかをやっている企画屋さんな著者が、失敗しそうな点を箇条書きで書いている本である。

かなり基本的なミスを羅列してあるので、脱サラ開業を考え始めたところ、と言う人が一読するのは良いかも。しかしある程度アイデアが詰まってきている段階の人にはちょっと向かないかな。


それにつけても、この本の冒頭で出てくるのだが、脱サラで3年生存率は2割だそうだ。
この本では(つまり著者は)脱サラで飲食店開業は3年のうちに8割ツブれるのだからキビシイですよ、と言っているのだが、私にしてみれば逆の印象がある。
素人が始めた飲食店が3年で2割も生き残っているのである。すごいとしか言いようがない。例えば、Jリーグにたくさんの素人が参入して3年後に2割のプレイヤーがレギュラーを獲得しているなんてハナシはあり得るだろうか。あるいは、素人がやみくもに船で漁に出て、2割の素人船がほかの船と同等の水揚げをするなどあり得るだろうか。

Jリーグに素人が参入しても、レギュラーどころか練習にもついていけないだろうし、素人が船に乗って漁に出たりしたら、漁どころか命の危険がある。
だが、飲食店は2割もレギュラーになれるし、命の危険はまったく無い上にもしかしたらほかの船より水揚げが多いかも知れないのだ。こんないい話があるだろうか。

サラリーマンの数が5500万人、企業の数が150万ということは、社長になれるのは約3%、ということはサラリーマンが社長になれる率より何倍も飲食店で成功する率のほうが高いというわけ。



むしろ、脱サラして2割もの人が成功するのはなぜなのか、という本を誰か出せばいいのにと思うのだがいかがなものだろうか。
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2009年09月29日

COFFEE LOVERS(コーヒーラバーズ)

趣味の雑誌を発行する「えい出版」(えいの字がなぜか変換できない・・・)から、こんな本が出版されている。

コーヒーラバーズ.jpg

コーヒー本の決定版、ここに誕生。コーヒーの奥深い世界を凝縮した、初心者から上級者まで必見の一冊となっています。「世界のコーヒー豆完全ガイド」では、生産地とその歴史的背景、豆の選び方、挽き方、焙煎方法、焙煎度合いによる色と味の傾向、ブレンド方法などを徹底的に紹介。もちろん豆の種類や選び方のコツなども、誰でも分かるように基本から丁寧にお見せします。さらに、水、砂糖、ミルクの選び方、淹れかた、道具、保存法などもコーヒー専門家がレクチャー。もちろん本書は、自宅で最高のコーヒーを淹れたい、という思いにも応えます。また、カプチーノからエスプレッソまで、さまざまなコーヒーの種類、作り方も公開。ほかにも、ワインとの比較、コーヒーに魅せられた人々のインタビュー記事など、豪華内容でお届けします。


だそうだ。

確かにほとんどカラーページで写真も多く「豪華な」内容に感じるが、初心者必読だとは思うが果たして上級者が必要とする内容なのか?とちょっと疑問に思った。それでもこの本を一通り読めばコーヒーに関する知識が網羅的に得られることは間違いないし、なにより写真が多くて小難しいことが書いてないのは、誰でも最後まで読む気になるだろう。



それにしても「おいしいコーヒーを淹れよう!」という記事で紹介されているのが「ペーパー/フレンチプレス/ネル/サイフォン」・・・エスプレッソは!?


以前に「エスプレッソが来てるかも!?」みたいなことを書いたが、やっぱ来てないかも・・・ショボン。



やっぱり家庭用エスプレッソマシンなどというものは、そんなに普及していないという判断なのかな?
じゃあここで取り上げている、ネルで淹れる人やサイホンで入れる人がどのくらいいるんだ?エスプレッソマシン所有者とそんなに違わないだろ〜、と疑問に思うのだが。

そしてエスプレッソのハナシが出てくるのはほとんどここだけ。「究極のアレンジコーヒーを自分で作る楽しみ」という見開き2ページ。エスプレッソベースのドリンクをいくつか紹介してある。

手網焙煎に挑戦を写真入りで何ページもやったり、「銀ブラ」の語源となったのは?などという豆知識にページを割いてたりと、総花的な内容で内容は薄いっちゃ薄いんだが、カフェでソファに座ってのんびり眺めるよううな読み方にいいかも。
価格もカラーページが多い専門誌の割にお安い880円、コーヒーのお供にいかがだろうか。
posted by ホゼ at 13:02 | Comment(4) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

新しい飲食店開業 9月号は「カフェ特集・初めてのカフェづくり」

テンポ社から出版されている雑誌「新しい飲食店開業〜独立開業・繁盛店づくりに今すぐ役立つ専門情報誌」の9月号の特集は、

 カフェ特集
  私の”好き“と”こだわり“をつめこんだはじめてのカフェづくり!

0909新しい飲食店開業.jpg



カフェの経済学
「カフェの1軒、おいくら?」
〜開業資金別 カフェ開業のポイント〜

「収入30万円のオーナーのカフェって、どんなカフェ?」
〜売上予測からはじき出すカフェオーナーの収入〜

という記事が勉強になった。実際、カフェ開業するのにはこういう内訳でお金がかかるんだ、というのと、これだけ売ってこれだけ残るんだ、ってのが、ざっくりとわかった。一例なのだろうけど、一例としてはこうなんだというのがわかれば、自分ならあーだこーだと計算できるわけで、非常に勉強になった。


それとこの本、巻末にカフェ店舗の賃貸情報が載っているのだ。これも役に立つ。
実際すぐに借りるわけではないけれど、住所をgoogleマップで確認しつつ(ストリートビューが使えるところだと、街並みも見れて面白い)、家賃なんかを確認すると面白かったりする。


カフェに限らず、飲食店開業を目指す人には役に立つ情報誌だ。
posted by ホゼ at 20:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月09日

さおだけ屋はなぜ潰れないか

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学という本がある。
ずいぶんと前になるが、地方の某書店で何気なく手に取り、書き出しの面白さに購入したのだが、その後ほどなくして失くしてしまった。
こないだ近所のブックオフで見かけたので再購入。
会計学をわかりやすく専門用語もあまり使わず身近な(しかも面白い)例を用いて説明してある本である。

さおだけ.jpg



簿記2級を取ろうと勉強を始めたその日に「こりゃダメだ、合わん」と諦めた経験を持つ者にとっては、経理や会計などはとてもお近づきになれるシロモノとは思えない。貸し方と借り方とか・・・考えただけで鳥肌がたつ・・・

しかし、自分で商売をやるのに会計は避けては通れない道だ。第一歩としてこの本から始めよう。
来年には会計が一通りわかっているようでないと、開業は難しいぞ。





というわけで読んでみた。以前読んだ印象より、開業を真剣に考えているという現状からか、より面白く感じられた。
身近な例がさおだけ屋だったり、住宅街の高級フレンチだったりと、考えるとどうして経営が成り立つのか不思議な店なので、引き込まれて読んでしまう。
そのなかで会計の初歩的な知識をちりばめて、無理なく会計に興味を持たせるような内容だ。
詳しく知りたい人は買って読んでもらうとして、ひとつだけ「なるほど〜」と思った内容を紹介する。


「コストを下げるときは割合ではなく絶対額で考える」


1,000円のものを半額で買えればそりゃお得な感じがする。
しかし101万円のものが100万円でもそんなにお得な感じじゃない。
しかし、前者で節約した500円など、後者で節約した1万円の前ではもはやどうでもいいような額だ。
しかし「ちりも積もれば」と言うじゃないか、という反論があるだろう。こう考えるとどうだろうか。
毎日100円を節約する。1年で36,500円だ。だが年に一回の家族旅行のホテルをグレードダウンすればどうだろう。例として金沢あたりで豪華な食事がついたホテルに泊まるプランは一人2万円くらいだろうか。それを旅館にして一人8千円なら4万8千円も節約できる。年に一回だけガマンすれば、毎日節約するよりもっと節約できるのだ。(毎日100円節約して、さらに旅行にも行かなければもっと節約できる、というのは無し。どちらが、という話)
つまり、毎日100円と、家族旅行の宿を比較すると、後者のほうが節約額が大きいのだ。
金額の大きいものはつい、年に一回だからとか、記念だからとか、せっかくだからいいほうをとか、贅沢をしがちである。しかし金額の大きいものほど節約(コストダウン)効果が高い、逆に言えば細かいところをいくら節約したところで、効果はあまり期待できないということだ。



割合ではなく額、わかってはいるようでわかっていなかった真理である。勉強になった。
posted by ホゼ at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月02日

カフェ&レストラン 9月号 カフェメシの話

毎度おなじみ、旭屋出版のカフェ&レストランから。

カフェアンドレストラン9月号.jpg

9月号の特集は「カフェフードの今」ということで、いろいろなカフェのフードメニューを紹介しながら、カフェメシのトレンドを探る、というような内容になっている。



紹介されているカフェメシは、やっぱりカレー(エスニック)とパスタと和食が強い。
どれも日本人になじみがあって、好きだという人が多いメニューだろう。さらに「おしゃれ感」が出しやすく、目先を変えるのも容易で、しかし変り種過ぎないというところが、カフェのフードメニューとしてもてはやされる要素だろうと思う。

どうしたってオシャレじゃなきゃ、いまどきのカフェでは客を呼べない。昔ながらの喫茶店のようなオムライスやナポリタン、グラタンなんかではお客は見向きもしないだろう。ドリンクメニューもそうだが、喫茶店とカフェはやはり別物なのだろう。
(そういうのを逆手にとって、昔ながらのメニューを出すことで「ネオ喫茶店」的な雰囲気で成功しているカフェもある。世の中商才のある人がいるもので)
そして、ほかの店との差別化だ。カレーなら「有機野菜の」とか「58種類のスパイス」とか「ヘルシーなラムの」とか・・・ちょっと特徴を付け加えるだけで、2軒となりの同じようなカフェと差別化ができる。でもカレーはカレーで、だれもが大好きなカレーであるからして、目先を変えつつも定番メニューとして集客できるのだ。
そして変り種過ぎないことは重要だ。シュルバが美味しいカフェって言われても、なんのことやら判らない。ウズベキスタン料理なのだが、それは目先が変わりすぎである。食べたこともないどころか、ウズベキスタンという国がどこにあるのかも怪しい人が多いだろう。しかし、ロシア料理、たとえばボルシチが美味しいカフェならオッケーだ。さらに広げて世界のスープが楽しめるカフェ、となるともう間口が広くてお客も迷わず店に入ることができる。




以前にも書いたが、目指すカフェはオーストラリア、しかも北東部の海沿い(クイーンズランド州)のカフェである。
基本のフードメニューはサンドイッチである。と言ってもイギリス式のではなく、どっちかというとパンと具を皿に積み上げて、ナイフとフォークで食すようなタイプだ。(バケットやフォカッチャにはさんで手づかみというスタイルもあるのだが)
そして、そういうサンドイッチはまったく「トレンド」になっていないようで、カフェ&レストラン9月号では紹介されていなかった。


紹介されないということは、つまりそういうフードメニューを出している店は非常に少なく、紹介する必要がなさそうだ、という編集部の判断だろう。




ということは、そういうフードメニューを出す店がもしあれば、売れること間違いなし?
だってほかに同じような店が無いんだから?
posted by ホゼ at 22:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

千円札は拾うな、検索はするな。

千円札は拾うな

千円札.jpg


検索は、するな

検索するな.jpg




2冊の本を立て続けに読んだ。
著者はワイキューブという会社の社長だそうだ。
ワイキューブは何かというと、新卒採用のコンサル業をしている会社だそうだ。



千円札は拾うな、のほうは06年のベストセラーだったそうだ。(当時、さらっと読んだ気がするのだが、部下に1000万円の接待交際費を1年で使わせた、という話だけ印象に残っていて、本の内容はすっぱり忘れてた)
検索はするな、は、その著者の話題になった続編だ。







で、内容はと言うと、内容は無いよう・・・






まあ急成長した会社の社長だけあって、カリスマ的なひとなんだろうなぁというのは読めばわかった。それと、こういう山師的な人がやっぱり急成長する会社をつくるんだろうなぁと。
そんな特殊なひとが書いた特殊な考え方の紹介文をビジネス書として販売して、それが売れるというのだから世の中わからない。

内容は、誤解を恐れず端的に言えば
「オレは天才な上に努力もしたし、ほかの凡才とやることがいちいち違う。だから成功したんだ」
ってこと。


うーん、自分にすごい自信があって、自分が大好きなひとなんだろうなぁ。





そして数多の凡才のうちのひとりである私が学ばなければならないことは、これ。


「イメージでひとは買う」


著者の言いたいこととは全く関係ない話なんだけど、この本、タイトルがベタだが売れる定石を踏んでいる。きっぱりと断定されると人は納得しやすい。そしてその言葉は真実だと考えやすい。このテのタイトルは本屋(特に自己啓発コーナー)に行けばいくらでも見つかる。古典的だが、ひっかかりやすい手である。
そして目次をパラパラめくると、ショッキングな内容の小見出しが並んでいる。いわく「勤勉は悪、努力は報われない」など。

もうこれでツカミはオッケーってヤツだ。売れる。内容が無くても、だ。どんなに中身がひどくても、イメージが良ければ売れる。


だからと言って、中身はどうでもイメージさえ良ければいいんだ、なんてことを考えているわけじゃない。
中身がどんなにピカピカとしたすばらしいものでも、イメージが悪ければ売れないかもしれないってことだ。
まずはツカミをオッケーにしなきゃならんってこと。

店のある通り、店がまえ、店名、ロゴ、装飾、メニューやポップ・・・
店に入ってもらえばこんどは、内装、食器、スタッフのユニフォーム・・・

素晴らしい商品があればそれでいいんだ、ってのもそれはそれでアリだと思う。それで売れれば。
でも、ツカミがオッケーならもっと売れる。

「あの店、もうすこし店員がアイソ良ければなぁ」
「ボリュームあって安いけど、食器がプラスチックなのはちょっとなぁ」
「いつも床が汚いよなぁ」

ツカミがオッケーでない例である。どんなに食事が美味しくても、それ以外のところでわざわざソンをすることはない。





見た目は、意外と大事だってことか。・・・当たり前か。

posted by ホゼ at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

法人成りと消費税の話 〜国税調査官は見た なぜ、あの社長の会社は儲かるのか〜

個人で事業を始める場合、法人になるかどうかは悩むところだ。
かく言う私も悩んでいるわけだが。



法人になると節税効果が高い・・・のは、ちゃんと節税するからで、ズボラなひとではむしろ個人事業のほうが税金が少なくて済む場合も多い。
たとえば、A社はマイナス100万の赤字決算で、社長の報酬は2000万だとする。かたやB社はプラス200万の黒字決算で、社長の報酬は500万だった。
さてどっちの会社のほうが内情が裕福かというと、それはもちろんA社である。しかし、A社の社長は何も考えてなくて結果的にそう(決算)なったわけではなく、節税のためにこうしているわけである。逆にB社の社長は何も考えずに黒字決算にしたのだろう。
税金に持っていかれるくらいなら、会社と社員とお客さんのために使ったほうがいい、そういう意識を持ち、税の勉強をし、知恵を絞って節税するのは経営者として当たり前の考え方だろう。(脱税はイケマセンが)

その一例として、事業を開始するときの消費税の課税事業者になるかどうかという件がある。
たいていの開業指南本には、
「資本金1千万以下の場合、申請すれば2期まで非課税事業者でいられます。」
と書いてある。しかし、初年度はいろいろ物入りだし、売上もままならないかもしれない。すると預かり消費税より支払い消費税のほうが多くなるケースもあるかも知れない。さて、そんなときはどうなるかと言うと、なんと税金の還付があるのだ。
しかし還付を受けるには課税事業者でないとならない。非課税事業者を選択すると、戻してもらえる権利を放棄するようなものなのだ。
知ってれば、初年度の設備投資や仕入れと売上の予想から課税か非課税かを選択することができるのだが、開業指南本を読んでわかった気になって事業を始めると、あとでシマッタと思うことになるかも知れないのだ。

基本的には税金は儲かっている人はそれなりに、儲からないひともそれなりに払わなきゃならないシステムである。
しかし、よく勉強して面倒くさがらずに実践すれば、少なからず節税できる部分はあるようだ。そしてそういう会社こそ、不況に強く伸びる会社である、とは、

「国税調査官は見た なぜ、あの社長の会社は儲かるのか」

あの会社はなぜ儲かる.jpg

を読んでの感想である。
法人税担当の国税調査官として中小企業を10年間見てきた筆者によれば、決算書が大事なんだそうだ。
伸びる会社は決算書が毎年レベルアップしているとか、魅力的な商品があれば、あるいはほかにないサービスがあれば、会社は伸びるんだというような簡単なものではないのだろう。

上の話のほかにも、タメになる話がいっぱい詰まっている。
それも、机上の論理ではなく、実際に中小企業を見てきた筆者ならではの説得力のある内容だ。
これから商売を始めたいという人なら、一度読んでみることをオススメする。



さて、開業までの準備期間の間に、大変でも税について一通り勉強しなければならないようだ。
posted by ホゼ at 13:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

カフェ&レストラン「エスプレッソ特集」

業界誌になるのかな、食べ物関係に強い旭屋出版から出ている雑誌で「カフェ&レストラン」というのがある。

同社によると、

喫茶店、カフェ、レストランの専門誌。時代をとらえた実践的な最新情報を毎月掲載

だそーだ。



その8月号が「エスプレッソ大特集」というわけで買ってきた。

cafe0908.jpg

こちらアマゾンのリンク。(アフィリエイトとかやってないので、このリンクをポチっとしてもカプッチオにお金は入りません。安心してポチっとしてください)

まあ業界誌のようなものなので、エスプレッソ以外の記事も半分方入っているが、それでも残り半分がエスプレッソ(とエスプレッソを出すカフェ)のハナシというのは見ごたえがある。
エスプレッソ関係の記事は以下の通り。

トップバリスタが愛用する豆、マシーン、ギア
岡田章宏/波多純子/榎本亜希/澤田洋史

カフェ&バールのエスプレッソドリンク
□掲載店:パンとエスプレッソと/BAR iLPRiMARiO/furla cafe
TANGA NILLA CAFE/SEINA CAFE/jungleheadz cafe
cafe emo.espresso/quattro./cafe Room-16/EYE comodo
cafe siesta/カフェ リリアン/BEANS CAFFE/weekenders
DINING+CAFE&BAR 閏/aere cafe/DAH'S CAFFE
Bar Raffinato/amarena/ENTRANCE CAFE

カフェ&バールのエスプレッソドリンク取材店が愛用する豆、マシーン、ギア

大人の味が魅力 エスプレッソを使ったお菓子 飯塚 有紀子

イタリア人のエスプレッソ・ライフ
セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ広尾店/株式会社クリンプ



ここ最近のエントリでこんなことばっかり言ってるけど、やっぱり「エスプレッソが来る!」のは間違いないんじゃないのかな?(笑


カフェ、特にエスプレッソに興味のある人は、買っといて損は無い本だ。
(とは言え、カラーページが多いとか専門誌だからとかって、1580円は少し高い気がするよ・・・)
posted by ホゼ at 14:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

別冊ライトニング「コーヒーの本」

たまたま本屋で見かけた本、別冊ライトニング「コーヒーの本」


別冊ライトニングコーヒー.jpeg


ライトニングって、所ジョージの本かと思ってたら、wikipediaによれば、1999年からは所ジョージから離れて男性総合情報誌になってたのね。


その別冊シリーズでコーヒーの特集なのが本誌。今年の2月に刊行されていたようだ。
タイトル通りコーヒーに関する本なんだけど、そこはそれ男性総合情報誌の別冊だけあって、ただ専門的に解説するわけじゃなく、「こだわりの」だったり、「通な」だったり、「レアな」だったりする情報を集めた本になっている。

で、なんでここで取り上げたのかというと、この本の最初っからエスプレッソ濃度がかなり濃厚なのだ。

「コーヒー三都物語」という特集のうち、ふたつがエスプレッソ文化の発信地であるナポリとシアトル。大々的にエスプレッソの宣伝である。
「今日はドコの喫茶店に行く?」ではエスプレッソをウリにしているカフェも多数紹介されている。
「カフェポッドを知っているか?」では、そのまんまエスプレッソポッドの紹介。
最後に機材の紹介で家庭用エスプレッソマシン(アスカソ、サエコ、デロンギほか)が紹介されているという念の入れようだ。


見るからにカプチーノなのをラテと紹介してたり、コーヒーやエスプレッソに詳しくないライターが書いたところがあるな〜って感じもところどころ受けるけど、全体的には初心者向けこだわりのカフェライフ入門書(エスプレッソ風味多め)と言う感じがして好印象だ。

こういう本でフィーチャーされるというのは、未だエスプレッソを楽しむという文化が大手を振って市民権を得ている状況にはないと言えるが(だからこういう本で紹介するわけで)、逆にこの出版社ではこういう文化がこれから「来る!」と思われているんだとも言える。
ブームになって欲しいとはさらさら思わないが、こういう本などメディアで取り上げられる機会がもう少し増えてきて、純粋にエスプレッソを楽しむ人が増えればいいなぁ、と思う次第である。
posted by ホゼ at 20:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月01日

「隣のカフェが儲かっている本当の理由」という本を読んだ

となりのカフェが儲かっている本当の理由という本を読んだ。

となりの.jpg


「となりの○×が儲かっている本当の理由」シリーズのカフェ版である。
エステサロン、治療院、美容院に続く第4弾なのだが、その本により作者は違う。それぞれその道のプロが作者となっており、今回の「カフェ」では中村新という人が書いている(もちろん本人が書き下ろしたわけではなく、インタビューしたものを編集したもんだろうけど)。
この人は料理人(たぶん洋食)でもあるが、本業としては飲食店プロデュース業なのだろう。そのプロデュース業としてはキッチンエヌという会社の代表となっている。

本を通読して思うことは、コーヒーに関する知識が少なくてフードメニューに関してチカラが入っているな、ということ。作者自身が料理人の出身なため、コーヒーについての分析や指南は非常にウスいと言わざるを得ない。カフェなのにコーヒー軽視とは・・・
街のカフェに入ってみても、メシがうまいことは度々あるが、コーヒーでうならされることはほとんど無い。そりゃフードよりコーヒーのほうが訴求効果が少ないとは思うけど、余りにも残念な感じのコーヒーを出すお店が多いように思う。

この本でも、エスプレッソに関して、こんな記述があった。

「・・・デミタスコーヒーを甘いものと一緒にゆっくりと楽しむ・・・」

三口で、とよく言われるが、まあそれが四口でも五口でもいいと思うけど、おいしいエスプレッソは5分も10分もかけて飲みたくないなぁと思う。

フード重視のカフェならこの本も多少は役立つかと思うけど(それでも内容が大したことないので、あまり期待しないように)、コーヒー専門店や、コーヒーで勝負な店を考えているなら、ちょっとイマイチかゆいところに手が届いてない内容な本になっている。
タグ:書籍 カフェ
posted by ホゼ at 20:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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