2014年02月09日

あなたのコーヒービジネスにぴったりの名前は?

これからコーヒーでビジネスをスタートするあなた、いつかコーヒーで身を立てようと思っているあなた、屋号はお決まりですか? もし決まってないならこの記事を読んでみることをおすすめします。


namaeitiran.jpg
wikipediaによる企業名の由来

コーヒーでビジネスをスタートさせようと思ったら、いろいろ決めなきゃならないこと準備しなきゃならないことがある。その中で最も重要なもののひとつでありながら、あまり深く考えられずに決められているものが「屋号」ではないだろうか。
古今東西、企業の大小や有名無名を問わず「社名が変わりました」という話をよく聞く。中には企業同士の合併などで変えざるを得ないこともあるだろうが、その多くは「今の社名はイマイチだ」という理由(そのイマイチな理由は様々だろうが)から変えるわけである。
ひとつ例を引こう。あの有名なIBMは正式な社名をInternational Business Machinesと言う。インターナショナルビジネスマシン、結構である。世界中どこでもビジネスをやろうと思ったらここのマシンにお世話になりそうなイメージだ。
ところがこのIBM、昔はちょっと違う名前で商売をしていた。ザ・ニューヨークタイムレコーダー記録会社、1900年の創立だそうである。ニューヨークでパンチカード式のタイムレコーダーを使うなら、この会社にお願いしよかと思うかも知れないが、それだけだ。この名前のままで今のIBMのビジネスをやれたかどうかは非常に疑問である。多くの人が使った「Think Pad」であるが、その製造元がニューヨークタイムレコーダー記録会社ではちょっと売れ行きが心配になる。
※ちなみにIBMの直接の企業名変更の理由は合併である

あなたがビジネスをスタートするときに、屋号をどうやって決めるだろうか。

インスピレーション? ビジネスをよくあらわす言葉? 好きな文学作品や映画から? 座右の銘? 好きな人の名前や自分の名前?
どれも結構である。素晴らしい。もしこのどれかであれば、あなたのビジネスの名前はあなたが好むものであるからして、長くあなたの気に入りのものになるだろう。めでたしめでたし。 ・・・となるだろうか。なる場合も多くあるだろうが、もしかしたらもう少し考える余地があるかも知れない。そこで、手間ではあるが、あなたが付けようと目論んでいる名前についてもうほんのちょっとだけ考えてみよう。長くビジネスをやろうと思っているのであるから、ここで時間が少しくらい余分にかかったとしても罰は当たらない。

ビジネスをやろうと思うときに、大事なのは熱意である。熱意は自分の中から湧き出てくるものだ。熱意にまかえて名前など好きに決めればよろしい。原則はそれであるのだがしかし、以下のガイドラインに留意すると、その屋号はもう少しよいものになると思う。


1.同じ名前や似た名前が無いか

何を当たり前のことを、と思うだろうが、見落としがちなポイントである。
その名前で検索して、コーヒービジネスで同じ名前があればアウト、似た名前があればこれもかなりアウトに近い。また、異業種でも同じ名前があれば要審議、似た名前があれば検討を要する。
だいたい、異業種のほうに目が向かないことが多いように見受けられる。「その名前、コーヒー業界にはないけど異業種に有名なアレがあるよね」となることがある。同業に同じ名前似た名前が無いとしても、例えば「カフェ ダイハード」(ダイハードは『粘り強く耐える』などの意味がある)という名前を付けたら、それは同じ名前はいないだろうが、すぐにあの映画がピンときてしまいイメージが固定化されてしまうだろう。ちなみに自動車のバッテリーにこの名前をつけて映画とタイアップして成功した事例があるので、もしタイアップなどができるのであれば不適当とも言えないが、まあそういう例は稀であろう。

2.ドメインを取られてないか

もはやインターネットは人生に欠かせないものになった。独自ドメインでウェブサイトを持つのが当たり前となっている時代に、www.hogehogepage.com/~あなたのカフェ/ などというURLでは格好がつかない。(特に『~』これがついてるのはヤバい。ダイヤルアップの時代の遺物か)
www.あなたのカフェ.com、このドメインを取得しよう。ドメインは、.comではなく.co.jpでもいいし、なんだったら.bizでもいいかもしれない。しかし、あまりおかしなドメインはいただけない。

3.読めるか、覚えられるか

日本語でも難読地名や苗字などがあり、例えば所在地が「月出里」だからと、そのまま「月出里コーヒー」などとつけたらどうなるか。誰も読めない。ちなみに正解は「すだち」なのだが、これは茨城にある難読地名である。日本語だから大丈夫だろう、は通用しない。
それが外国語なら尚更だ。なんとなく英語で難しい名前をつけてみたとなると、意味がイメージできないということの前に、読めないということになりかねない。ましてやそれが日本でなじみのない言語である場合、そもそも店名なのか図案なのかわからないということになってしまうかもしれない。
オシャレなイメージで安易に英語以外の外国語に手をだすのは・・・(日本の場合は英語でも難しいわけで)ちょっと厳しいかもしれない。
読めようが読めまいが、かまわないじゃないか。という意見もあるだろうが、読めないのはちょっと困るときがある。例えば待ち合わせで「西麻布に新しくできたカフェにいるんだけど名前読めないんだよね。場所?検索・・・名前が読めないからググれないや、どうしよう、ほらあの通り沿いのさ、わかる?なんだか英語っぽくないんだよね店名が」・・・待ち合わせができない。こういうちょっとしたネガティブなイメージは、お店にちょっとずつダメージを与えていく。これが例えば「角川珈琲」なら、問題無い。
そして読めるとしたら今度は長さが問題になってくる。
角川珈琲ならほとんどの人が覚えられる長さであると思うが、もしこれが「炭火焙煎ハンドドリップ専門元祖東京角川珈琲本舗」などという名前だとしたらどうだろう。初見で覚えられるという人は少ないのではないか。

4.大文字か小文字か

だんだん細かい話になっていくわけだが。
例として「グッドコーヒー」という名前を考えてみる。これはカタカナだけど、英単語でできているわけで、英語表記にすることがあるだろう。そのときにどうするか。
「Good Coffee」単語の最初の文字だけ大文字
「Good coffee」全体の最初の文字だけ大文字
「GOOD COFFEE」全部大文字
「good coffee」全部小文字
「GOOD Coffee」GOODを全部大文字、Coffeeを最初の文字だけ大文字
「GOOD coffee」GOODを全部大文字、coffeeを全部小文字
この6種類くらいが考えられるだろう。
英語の文の中で、この店名が使われるとなると、なんだか不都合のある表記がいくつかある。例えば文頭に来ているときにGood coffeeの場合は、文頭だからGが大文字なのかそれとももともとGだけが大文字なのかがわからない。また、もしgood coffeeという名前であることを知っていたら、文頭に書くときにgoodとすべきかGoodとすべきか迷うに違いない。そういう可能性があるということを考えつつ、英語表記にしたときにどの文字を大文字にするか小文字にするかを決めるといいだろ。

5.濁点、半濁点(と促音、拗音、長音)

さらに細かい話になっていくが、濁点と半濁点(と促音、拗音、長音)はけっこう重要なポイントである。
言葉の意味にイメージがついてまわるのは当然として、名前を耳で聞いた(発音した)印象というのがある。
ゴルバチョフとプーチンでは、なんとなくゴルバチョフのほうが当たりが強く、プーチンのほうが軽い感じに聞こえる。この場合、ゴルバチョフには二個の濁点があるのに対し、プーチンには半濁点と長音が入っていることが原因である。
濁点などを入れると、直音(五十音表に出てくるそのままの字)だけで構成されたものから、それぞれイメージが変化するので注意を要する。
それを踏まえて、以下のような関係が成り立つと考えられるので、名前に直音以外の文字を入れるときは参考にしてほしい。
濁点:力強い、男性、攻撃的
半濁点:可愛らしい、女性、子供
促音:軽やか、元気、生き生きとした
拗音:異化効果、独特な、ギーク
長音:のびやか、広がり、中性的

6.その名前は誰かを不快にさせないか

会社員をターゲットにしたカフェを作ろうとして「ビジネスマンカフェ」という名前をつけたら、不快に思う女性がいてもおかしくない。下ネタを連想させるようなものもダメだ(例示は自粛)、威圧的すぎるのも良くない。言葉遣いが汚いなどもってのほかだ(例示をしようとして『英語の汚い言葉+カフェ』で検索したら、たいていの汚い言葉が店名として存在することを知って驚愕)。
思わぬポイントで誰かが不快に感じることがあるかもしれないので、名前が攻撃的であったり、排他的であったり、下品であったりしないように十分注意すべきだろう。そういう店名にして誰も得することは無い。

7.そこに理念はあるか

あなたのコーヒービジネスは、最初は小さなスタートかもしれない。しかしそのビジネスはいずれ大きなものになり人員も増える(に違いない)。そして拠点が増え、誰もが屋号を聞いたりロゴを見たりすればそれとわかるようになる(はずだ)。いつかビジネスは国境を越え世界へ進出しグローバル企業の一員となる(ことを祈る)。
そうなったときに、あなたのビジネスがスタートしたときと同じ理念を持ち続けているか。
その名前は体を表す。あなたの屋号は小さなスタートアップだったときとグローバル企業になったときに、同時に「素晴らしいネーミングだ」と言えるだろうか。
この項目は「そんな可能性は無い」あるいは「そんなところを目指していない」と無視することもできる。しかしながら、あなたのビジネスが素晴らしいものであるならば、その可能性はある、断じてあるのである。そしてその時に「ニューヨークタイムレコーダー記録会社」から「インターナショナルビジネスマシーンズ」に社名を変更しなくても済むように、最初に高い理念を掲げて屋号をつけよう。



以上、屋号をつけるための7つのアイデアでした。
これからコーヒービジネスに参入していこうというあなた、参考にしてくれれば幸いです。



ところでSSEはどうなんだ、という話になりそうなんで勝手に回答しておきます。
サンシャインステイトエスプレッソのポイントは次の三つ。

1)略称が3文字のアルファベットにできる(つまり三つの単語でできてる)
2)語感
3)実在するストリーがある(脳内だけのイメージではない)

というところ。
これはきっと参考にならないねー(笑
posted by ホゼ at 07:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

カフェの物販

どんなカフェでも物販のひとつやふたつはやっているのではないだろうか。
全く物販がなく、飲食だけという店は少なかろうと思う。

成功するカフェの物販には大きくわけるとこのふたつのタイプに分けられる。

A 自ブランド商品型
B セレクトショップ型

Aタイプの最たるものはスターバックスだろう。タンブラーから音楽CDまで、スターバックス印の商品で棚が埋め尽くされている。
スターバックスの店舗の売上のうち、物販は3割に上るそうだ。もちろん主力のコーヒー豆というのが割合は多かろうが、そのほかのコーヒー関連グッズの売上もたいしたものだろう。例えばマグカップやタンブラーなど、オフィスやご家庭で使っている人をよく見かけないだろうか?
知名度が十分にある場合は、そのブランドの商品を持つことにある程度のステイタスと安心感があり、同じブランドを持つ者同士の連帯感などを感じられるだろう。

Bタイプは、大規模チェーン店以外はたいていこちらにカテゴライズされるかな。気の利いた小物・雑貨や、知り合いのアーティストの作品などというのが多そうだ。あるいは、他業種とのコラボ形態の場合は、例えばバイカーズカフェならバイク用品、猫カフェなら猫グッズなどを仕入れて店頭に並べるというのが一般的だろう。
商品はニッチであり、よそとの差別化を計らなければならないが、希少性や店舗のセンスに裏打ちされたセレクトの安心感などがメリットと言える。セレクトショップが展開するカフェなど、アプローチが逆になるが、そのカフェでお茶をしたら商品のひとつも買おうという気になりそうだ。





そして、重要なことは、どちらのタイプでも価格を高く設定できるということだ。

スターバックスのタンブラーは、既に所有している顧客でも新しいデザインになれば追加で購入してしまうくらいの魅力がある。つまりブランドのファンになっているわけだ。
セレクトショップ型のカフェの商品はそもそもヨソと比べるほど一般的な商品ではないため、気に入れば価格の比較無しに購入するだろう。というか一点ものだったり、日本ではここだけで取扱いしてます、なんてものは、そもそも価格の比較自体できない。



カフェを始めるに当たって、物販をやるかやらないかという選択をすると思うのだが、陳腐な商品を並べるのは在庫や資金繰りで首が絞まるだけだが、強い商品をラインナップし魅力のあるプロモーションができるのであれば、物販をやらない手は無いだろう。
むしろ、どのように物販を仕掛けるかということがカフェの成否を大きく左右するのではないだろうか。


カフェの収入は(客単価×客数)で表せる。物販は客単価を青天井に上げることができる魔法かも知れないのだ。
posted by ホゼ at 09:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月30日

カートでエスプレッソ販売

ちょっと前にツイッターで思いついたネタ。



「エスプレッソのカート販売@都会のオフィスビル街」



を、まじめに考えてみよう。

イメージは、飛行機の機内サービスのカートみたいな感じ。アレのエスプレッソ版を想像してください。
使用するカートはこんな感じ。
0945-0401.jpg


もう少しカジュアルなこんなタイプとかある。こういうのだとビルとビルをハシゴしたりするときに移動がラクかもしれない。(パラソルはいらないけど)
tiny weeny cart 1.JPG


保健所的な喫茶の移動販売の要件として、手洗いのボウルがあること、水を規定の数量積んでいること、排水を受けるタンクがあること、がある。
このカートではもちろんそういうニーズには全くおこたえできないので、エレベーターに入るような高さで上に水タンクを乗せられるような二階建て構造にしなきゃならないか。


さて、道具は揃った(揃ったことにする。保健所の許可は、向こう様の言うように作ればいただけます)。これでどういう商売をするかというと、飛行機の機内サービス的なものである。
都会のオフィスビルにはたくさんの会社がある。その各フロア、各会社に機内サービスよろしくカートを押しながらコーヒーを販売しようというものだ。

大きいビルならチェーンのコーヒー店の一軒くらいあるだろうけど、買いに行くのにエレベーターに乗らなきゃならんというのはけっこうなコストだ。コーヒーを飲みたいけど20フロアも下のコーヒーショップに買いに行かなきゃならんというのは、忙しいビジネスマン、OLさんには大変なことだろう。そんなタイミングで移動販売カートがオフィスに来てくれれば、ついつい買ってしまう、という目論みだ。もちろん、ちょっとした甘いものも積んでたりして、コーヒーブレイクが歩いてやってきてくれるという素晴らしいカートである。

けっこう大き目のオフィスビルなら、1フロア30分かかるとしても一つのビルを一日かけて回るので精一杯だろう。なにしろエスプレッソベースのドリンクを提供するのにはどうやっても一杯3分かかる(お金のやりとりも含め)。つーことは、一人でオペレーションする場合、一時間に20杯が限界だということだ。1フロアで声かけして10杯も売れたら次のフロア、と進んでいって、まる一日同じビル内で仕事ができる。
もちろん、来たときに欲しい人もいるだろうけど、後で飲みたいから来てとか言われることもあるだろう。時間の予約販売もできるということになる。3時にアレとソレとコレを2杯ずつねー、とかいうことだ。うまく予定を調整すれば一日中繁盛することになるかも知れん。
本格的なエスプレッソバーが歩いて来てくれるわけで、かなりニーズはあるものと思われる。

と言ってもいいことづくめではない。以下、問題点。

まず電源の問題。各フロアにはアウトレットがあるとしても、移動中は自家給電しなければならない。しかし発電機を積むわけにも行かず・・・というわけで、移動中はコンセントを抜き差ししながらの移動で、ボイラーあっためつつの営業かな。無停電装置(UPS)を設置すれば常時給電可能だけど、意外と高い。
参考 http://www.apc.com/resource/include/techspec_index.cfm

オフィスに入るのに許可っているよねー。受付のところで「こんちわー」って言って買いに来てもらうんじゃ、自販機に行くのやビル内のスターバックスに行くのと大差ない。これはやっぱりビル清掃のワゴンよろしく席と席の間をねり歩かなければいかんでしょう。というわけで、ビル内の各フロア(各社)に許可をもらうのが大変かな。

もう一つはセキュリティの問題。ワンマンのワゴン販売となると、おちおちトイレにも行けない。レジが盗まれてもお金が無くなるだけなんだけど、不特定多数の人が出入りするオフィスビル、異物混入なんてことが考えられなくもない。これはビルの管理会社と相談してバックヤードに退避できるようにしてもらうとかかな。




と書いてきて、これはビル清掃会社(ビルメンテ屋さん)が新たなサービスとして始めるのが一番手っ取り早いんじゃないかと思えてきた。

ビルメンテ会社の皆さん、他社との差別化や収益力アップなどに、このアイデア買いませんか!?
posted by ホゼ at 06:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月07日

カフェ併設

世の中、いろんなお店がある。もちろん飲食店以外のお店がいっぱいあるわけで。



「素敵な雑貨を見ながら、お茶が飲めれば」 →雑貨カフェ
「素敵な絵を見ながら・・・」 →ギャラリーカフェ
「猫と触れあいながら・・・」 →猫カフェ

その他いろいろありますが・・・

意外に聞かないタイプの併設カフェというのがある。
例えば、ゲームセンター併設カフェとか、銀行併設カフェとか、ディスカウントショップ併設カフェとか、探せばあるのだろうけどあんまり無いよね。

これは、客層の相性の問題だと思うんだよね。



僕が今、移動カフェ車を停めているのは、美容室の前である。
美容室とカフェの客層は似た様な感じではないかと思われる。事実、美容室でカフェ併設というのは結構多い。雑貨カフェ、ブックカフェ、その他よくある形態の併設カフェというのは、どちらも客層が同じ(か似ている)ということなんだろう。
さて僕の移動カフェも美容室の中にメニューがあって、中のお客さんに飲んでもらえるし、美容室を利用しないお客さんにももちろん飲んでいただける(ま、こっちがメインだ)。
美容室併設というわけではなく、美容室でも飲めるカフェが目の前にある、って感覚だろう。
しかし、しばらく営業して思ったことは「客層が似てる」である。

さて、ここで考えた。

美容室併設カフェを展開する事業ってのはどうだろうか。
事業内容はこうだ。
・各種許認可取得代行
・内外装工事
・バリスタ派遣
・オペレータ教育(専任バリスタを置けない規模では美容師兼オペレータ)
・食材、備品等の供給

美容室というのはお客さんの平均滞在時間が長い。ということで、サービスとしてお茶やコーヒーを出すところも多い(それらのクオリティは、サービスということでおざなりな場合がほとんどだろうけど)。なんだったらお茶菓子も出るかも知れない。

その飲み物がとても高いクオリティだったら?
お茶菓子が専門店のと同じものだったら?

これは回遊魚のようにいろいろな美容室に行くお客さんにとって強力なインセンティブになるだろう。
あるいは、競合との差別化を図るにはもってこいである。一度来たお客さんに対するリピート率アップの効果が期待できる。


費用対効果を考えて、初期投資一式100万円でどうだろうか。
美容室というのは利益率が非常に高い(その代わり人件費もめちゃ高い)。つまり、同じ人件費なら少しお客さんが増えればあっという間に利益が増えてくるのだ。一人投入しても、相応にお客さんが増えればあっという間に回収できる。
初期投資100万円、人件費15万円/月だとすると、年間300万くらい利益を稼ぎきればなんと1年でモトが取れちゃうというオトクな話である。
もちろん、カフェ単体としても利益が出るわけで、美容室の利益アップだけで考える必要はない。

すでにある場所(美容室)の片隅を利用するわけで、設備投資がかなり抑えられること、それと規模によるけれども、人件費が美容室とシェアできるということが大きい。
うまくやれば激安でスタートできる。
権利関係、利益の配分などはケースバイケースで決めればよかろう。



さて世の中、バリスタという職業にスポットライトが当たっているようだ。なんか、人気の職業らしい。
しかしそうそうバリスタとして腕を振るう場所は無いわけで。

前述のような美容室併設カフェであれば、単身乗り込んで「バリスタやります」というのが可能だ。なにしろ個人商店に毛が生えた程度のお店だ。切り盛りするのもバリスタ次第、一人でも繁盛店を作るのは可能だ。なにしろ黙ってても美容室にお客は来るのだから、開店早々宣伝費を沢山かける必要はなし、誰も来なくて一円も売上がない、なんてこともない。
美容室との契約次第だが、がんばったらがんばっただけ自分の報酬になるというのもいい。
なにより、初期投資が圧倒的に小さいか、雇われならゼロで、自分の店を持てるというのがいい。
ヤル気があるがお金がない、という若いバリスタに活躍の場を提供することができるんじゃないかな。



という双方の仲立ちをして、お金をいただくようなビジネスモデルを思いついたけど、どうかな。やってみようかな。
posted by ホゼ at 10:57 | Comment(4) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月22日

イベントに参加して、バリスタ体験してきた。

とあるイベントにて、バリスタとして二日間お客様の前に立ってきた。



と言っても、まさか僕が単独でイベントに参加できるわけもなく・・・
いつもお世話になっているロースターさんの手伝いで、昨日と今日の二日間、バリスタ体験してきたというワケ。

今回のイベント参加では、二つの大きな収穫があった。

ひとつは、ウチのシモネリ・オスカーとコンパック・K10を持ち込んでのイベント参加となったので、移動カフェでこのコンビがどの程度使えるのかを試すいい機会となったこと。
イベント会場の電力供給がいまいち不安定で、電源がオチたり、電圧がフラフラとしていて、特にエスプレッソマシンの動作に影響が出たのだが、それでもなんとかカプチーノを一人でオペレーションするようなペースなら6杯くらいは連続してイケるようだった。エスプレッソの味はもう問題なく合格で、オスカー君は意外とがんばってくれるようだ。

もうひとつは、一応、お客様に提供できるレベルのラテアートができた、ということだ。
ロゼッタとハートのふたつしか描けないけど「そこいらへんのカフェなんかより全然上手ですよ」とは一緒に立ったロースターさんのバリスタさんの弁。

※お世辞半分だとしても、まあ商品としてギリでセーフってところだと思う。半分以上お世辞という可能性もあるが・・・



というワケで、二日間に渡りお客様の前でバリスタとして立ったという非常に貴重な経験をさせてもらった。もっと腕を磨かなきゃというのは当たり前だが、そのためにはやっぱり人前でやらなきゃならんのかな〜とも思った次第である。そこで、来月はまた違うイベントに参加したい・・・気がする。ロースターさんとこで声かけてくれるそうなので、もし参加できるようなら、今度は僕とパートナーの二人で単独ブースを構えられたらと思う。


移動カフェの前に、イベントにて営業デビュー!?


乞うご期待、である。
タグ:イベント
posted by ホゼ at 21:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

独自ドメイン取得

移動カフェやるよ〜という話をいろいろなところでしているのだが、なかなかスタートすることができずにいる。

それもこれも車が決まらないのがいけないんだ・・・

そもそも最初の候補者ミゼットUを探し始めたのが7月、9月まで探したけど希望通りのが見つからずに10月のはじめにミゼットを諦めてルノー4に変更してオーダーするも、11月になってまさかの「納車不能」の事態に。
古すぎて安心して使えるようにするだけのパーツが集まらなかった、というのが真相。ガックシ。

今日、さらにさらに車種を変更してオーダーしてきます。
こんどこそ、大丈夫なはずです。なにしろ近代的な車ですから・・・といっても1990年式、本当に大丈夫か。


さて、車さえ決まればあとは棚をつくりつけて保健所と税務署に行けば営業できる。たぶん、12月には営業できるようになるんじゃないかな。

ま、ならないと困るワケで、実はすでに1件、仕事を入れてしまったのだ。某スキー場のイベントに出店することが決定してしまい、それまでに車を仕上げてウデも磨かなきゃならない。
もう11月だし、スキーシーズンまではあと1ヶ月少々?がんばれ自分〜!



実際に営業するにはウェブサイトくらい必要でしょう、ということで、自分でグーグルサイト上にウェブサイトを作ってみた。まだ未完成なんだけど。

しかしアドレスが

http://sites.google.com/サイト名

となってしまうので、ちょっと見た目が悪い。気にするひとは気にすると思う。(と書いている本人は気にしないタイプなんだが・・・)

そこで独自ドメインを取ることにした。


どこで取ろうかと色々調べたところ、昔と違って安くなっててびっくりした。500円/年〜だって。



価格だけでなくサービスや信頼性などを考慮して結局はライブドアの980円/年のプランで申し込んだんだけど、それでも激安だよね。


営業開始までにウェブサイトも完成させなきゃ!
posted by ホゼ at 18:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

イベントにお店のスタッフとして参加してきた

昨日、11月3日文化の日にとあるイベントに行ってきた。
行ってきたと言っても、いつもお世話になっているロースターさんがイベントに出店するということで、お手伝いをしてきたのだ。
(お手伝いと言っても、オファーがあったワケじゃなくて、ほとんど押しかけ手伝いみたいなもんで汗)

11月上旬とは思えない寒さの中、朝の搬入からお手伝いして、9時に開店。
ところで、お店のカンバンに泥を塗るわけにはいかないので、コーヒーを抽出したりとかテクニカルな部分に手を出すのは絶対マズイ、と勝手に思っていたら、当たり前だけどそういう仕事を僕にやらせるほどそのお店もチャレンジャーじゃないわけで、僕の持ち場はフロントマン(ありていに言えば、接客とレジ係り)。
・・・いや、気を使ってもらって申し訳ありません。一番ラクなポジションでした。
寒かったので、ホットコーヒーがよく出る=注ぐだけのアイス系ドリンクが出ない=コーヒーの抽出が間に合わずたいへんという図式。

ふだんは営業職をしているので、たいしてやることが違うわけじゃなく、服装と売るものが違うだけということで、意外とすんなり店員さんに化けることができた。思えばコージーコーナー五反田店でバイトをしていた大学生のとき以来の飲食店での接客業なわけだが、全然違和感なかったわけで。


フロントマンをやっていたおかげで「コーヒー美味しかったです」と何人も(いや実際に美味しかったと言った人は少なくとも20人以上はいたな)に言われて、まったく自分の手柄でない(もちろんコーヒーを淹れているのはお店のマスターなワケで)にも関らずやっぱり嬉しくて、自然とありがとうと出てくるところが、やっぱりサービス業の良いところだ。普段は営業職なんだけど、やっぱりこういう仕事ってお客さんが喜んでくれるとこっちも嬉しいんだな。


良いサービスマンの最も重要な条件は、最高のエンターテイナーであることだそうだ。誰が言ったか忘れたが。
昨日の僕はお客さんにとって、素晴らしいエンターテイナーだったのだろうか。もし一人でもそう思ってくれていたら、これ以上嬉しいことはない。そしてもしそう思ってくれた人が一人でもいたのなら、カフェ開業に少しは自信を持って準備することができる。
(手前味噌だけど、一人だけ僕の接客態度を褒めてくれた方がいた。ブラボー!)




最後に、実際にお客さんの前に立って商売をするという貴重な体験をさせてくれたFさんに感謝です。
posted by ホゼ at 10:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月25日

IKEAに物色に行ってきた。

皆さんご存知、IKEAである。スウェーデン発のインテリア総合メーカーである。


カフェを開業するのに、何か使えるものがないだろうかと下見に行ってきた。
前に見に行ったときも「コレ使えるな〜、あ、コレもいいな〜」などと夢がふくらみまくりだったわけだが。だんだんカフェのイメージも固まりつつある中で、もういちど一通り見ておこうかと。

イスは前に見たときにイイやつがあって、あらためて今日も座ったりして確かめたんだけど、やっぱこれいい。
安いし丈夫。難点は高級感まったく無しなところ(笑


43890_PE139674_S4.jpg


スタッキングもできるし、掃除もしやすそうだ。


と思うヒトはほかにもいたようで、オーストラリアのカフェで使用しているのを発見した(もちろんウェブ上で。オーストラリアに行って発見したわけじゃないデス)。

bumbles2.jpg


店のイメージは違うけど、実際に使用している店があるってことは、機能性・耐久性ともに問題はないんだろう。
1脚5千円くらい、採用です。



そしてそのあと、ぶらぶらと新宿のポールバセットに行ってきた。
エスプレッソも美味しかったけど、ティラミスがなかなか。


ところで、今日はローストしていてびっくりした。
(こないだ行ったときは、ローストは夜やってるんですと言われた)
日曜は夕方からやるんだそうだ。あと、水曜の夜。だから、ローストについてお話がしたいときは、日曜の夜に行くといいかも知れない。
posted by ホゼ at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

食品衛生責任者

カフェでなくとも飲食関係のお店をやるなら必要な資格のひとつ、食品衛生責任者の養成講習を受けてきた。


飲食店を営む場合、保険所で営業許可申請書と食品衛生責任者の二つをもらわなきゃいけません!

といろんなサイトで見るのだが、食品衛生責任者ってウェブで調べると「社団法人 日本食品衛生協会」なる団体が養成講習を行い、資格を付与している。
ふーん、保健所じゃないんだ。でも保健所で申請書とかもらえたけどな。
よく調べてみると、保健所には食衛(と略するそうだ)のデスクがあり、スタッフが常駐しているそうだ。
よく警察に免許更新に行くと、相手してもらってるカウンターの人が警察官ではなく交通安全協会の人なのと同じ感じか。
ということはもしや天下りを目的とした外郭団体では・・・
そしてウェブサイトの役員一覧を見ると、天下り先のにおいがそこはかとなく・・・


講習時の講師の先生が3人とも自己紹介で「保健所など県関係に勤めていました」と言ってた。全員ものの見事にシルバー世代(笑 どうせ話を聞くならもっと最前線でバリバリやってる保健所の職員から聞きたいものだ。


ま、そんなことはどうでもいいが、眠い目をこすりこすり、10時から始まり16時に終わる養成講習を聞いてきた。
これ、聞くだけで資格がもらえる。寝てても問題ない。日本語がわからなくても問題ない。とにかく、10時から16時までその場にいれば、資格がもらえる。適当なものだ。
もちろん、最後まで寝ずに話を聞いてきたわけだが、内容としては、これで本当に食中毒が防止できるのか?というようなお粗末な内容だった。
「菌は目に見えません。だから徹底的に食材や手指を洗いましょう。そして加熱して殺菌しましょう。」
みたいなことを言うのだが、細菌を目に見えるようにする方法はいくらでもある。
こんなものまで売っているのだ。
crc2.jpg
これ、ハンドぺたんチェックという商品で、手をペタっとつけるだけで菌の有無がわかるというもの。
食中毒のニュースを聞かない年は無い。やはり作り置きする弁当や給食で多いように思うが、それでもそれは対岸の火事ではあるまい。
自分で開業するときは、アヤシイと思った時のために、こういうものを常備して万全の対策を怠らないようにしたい。自分の店から食中毒なんか出すものか!
posted by ホゼ at 09:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

移動カフェのプラン

移動販売車によるカフェをやってみよう!



というわけで、おぼろげながらこんなプランを立ててみた。




まずは何と言っても移動販売車である。
安くて目だって丈夫そうな、ダイハツミゼットUをチョイス。

ミゼット2.jpg

(このツートンカラーは300台の限定車)


そして目指すは「世界一小さいカフェ」(笑


何しろ荷台の寸法が1.3×1.4(m)くらいらしいので、さすがにこれ以上小さいスペースの移動販売車は無かろうと。
荷室高もオリジナルのままでは低すぎて、ヒトが中に入って作業するのは無理。知る限り、北海道のeyes cafeさんが唯一、ミゼットの移動販売車をやっているんだけど、こちらはカーゴスペースを拡大する改造を行っている。それでも基本はあのカーゴスペースなわけで、フードメニューもあるようなので、いくら天井が高かったりしても作業はたいへんだろうなぁと思う。
それで、もしカーゴスペース無改造ならこっちの方が小さいわけで、ならば「世界一小さい」を名乗っても良かろうと思うのだ。


さて、移動販売車に付き物の装備と言えば、水。ポリタンふたつぶんの水道水を溜めておいて、手洗いと作業用のふたつのシンクに流れるようにしなければならず、排水を受ける容器も必要だ。
ルーフキャリアにポリタンを載せるか、カーゴ内に棚を作ってポリタンを設置するかすれば、あとはボウルふたつのシンクを作って排水はまたポリタンで受ければOK。
それと冷蔵庫が必要な気がするけど、これはクーラーボックスで代用。
そのほかにもうひとつ棚というか台を設置して、エスプレッソマシンとグラインダーを置けば、もう完成。
ああ、フードメニュー(調理)が無いとなんて簡単なんだ。

小物類で、テイクアウト用カップ各種、紙ナプキン、このへんはオリジナルのロゴを入れたいところだ。あとはミルクやシュガー、ストロー、マドラーなど定番のカフェ用品。

さらにコーヒー豆を仕入れて、クッキーやマフィンなんかをどっかから仕入れられれば、一応全部揃うことになるのかな。

仕込み場所もいらないので、これで保健所が許可をくれれば、即開業である。



リアル店舗に向けてのパイロット店舗の意味合いが強いので、儲からずとも事前宣伝と腕を磨く場として機能してくれれば良いと思っている。
だからあんまりお金をかけたくない。儲けようと思えば「あれもこれも」になるに決まってる。準備期間だって長くしないとちゃんと儲かるようにはならないと思う。しかし、ここに突っ込むお金は、いくら小額と言えども本当はリアル店舗にかけたいのだ。
ざっくり計算して、車両30万、内部改造費3万、外装仕上げ費2万、カフェ用品3万、仕入れ1万で全部で39万円。よーしキリのいいところで総額40万で行こう!





場所探しが最大の難関かも知れない・・・
タグ:移動カフェ
posted by ホゼ at 13:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

と言うわけで、保健所に行ってみた。

ま、なんのことはない、食品衛生責任者の資格を取得するための申請をしに、管轄の保健所に行ってきたのだ。


まずは入り口にこれでもかとベタベタ貼られている新型インフルエンザ関連の掲
示をながめ、ドアを開けると新型インフルエンザに加え、O-157やノロウィルスなど食中毒関連の掲示がところ狭しと貼ってあり、そういう季節なんだな〜などとのんきにつぶやきながら、とりあえず正面のドアを開けてみた。


運良くそこが正解のドアで、受付があった。(公官庁はどこも案内が不親切だ。何もしるしがないか、あっても見つからないようにしているとしか思えないほど小さな表示しかないため、初めて行くところでは大抵「開けてはいけないドア」を最初に開けてしまい「アチラのドアから入ってください」などと言われることが多い。なら最初からそのドアにわかりやすく「ここが入り口です」と書いておいて欲しいものだ)

食品衛生責任者の資格を取りたい、と言うと、中年のオジサンがとても親切に教えてくれた。
申し込み用紙をその場で書き、提出。来月早々には受講&資格取得である。カフェ開業へのステップをひとつクリアすることができるはずだ。
(ハナシによると、ちゃんと遅刻せずに行って、最後まで席に座っていれば、資格をいただけるらしい)


ドアを開けてからものの数分で用件のひとつが終了した。そして本題はこれからだ。




おずおずと、その親切な中年のオジサンにこう切り出してみる。



「移動販売をやりたいんですけど・・・」





!?




続きは次回。
posted by ホゼ at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月26日

ロスを無くせ!

食材費は、カフェの経費でもおおきなシェアを占める。


計算上、売上が月に100万以上ないとやっていけないとして、原価率30%としても、30万円が食材費となるわけだ。
少なくとも、ながーく使える調味料や保存がきく缶詰瓶詰なんかを除いたとしても、月に20万円以上の食品を購入しなければならない。
しかし、全ての食材が商品に化けてお客さんの胃袋に入るわけではない。そこには「ロス」が必ず発生する。


大学時代に、飲食店でバイトをしていて、そこそこ長くやってたので、最終的には仕入れなんかも担当していたんだけど、そこでロスを見込んで発注するということを学んだ。
つまり、何がしかのメリットのために「ある程度捨てることをあらかじめ計算している」ってことだ。
また、たな卸しをしたら(バイトなのにたな卸しとかさせられてたなぁ)ずいぶん数が合わないことにびっくりさせられたもんだ。

飲食店でなくともそうなんだろうが、特に生鮮食品を仕入れ、加工して販売する飲食店では、好むと好まざるにかかわらず、ロスというのが大きな敵となる。
その敵を倒すには・・・全ての素材を長期保存ができるものにすりゃ解決だ。ぜんぶ冷凍食品と缶詰。ロスの出ようがない。
でもそれじゃお客さんは入らないワケで、新鮮な食材を使いつつもなるべくロスを減らすよう努力しなければならない。


ここに、ちょっと古いが信頼できる筋のデータがある。
農水省が平成13年に調査した「飲食店の食品廃棄物の発生状況と主な要因」だ。

ロス.JPG

この図を見ると、食材のロスの4割が仕込みすぎ、残り6割が食べ残しとなっている。

仕込みすぎというのは、販売の見込みが間違っているか、販売量に対する仕込みの量が間違っているかのどちらかだ。
どちらにしろ、努力すればゼロに近づけていけるはずだ。

食べ残しはどうだろう。これだって、お客さんがきれいに平らげていってくれればいい話で、うまくなかったか、量が多すぎたか、逆に少なすぎてエクストラの一皿を頼んだところ食べ切れなかったか、お客さんの腹具合が良くなかったか、接待や待ち合わせやヒマ潰しという本来の食べるという目的でない人が来たか、まあこんなところだろう。
これだって、店側が努力すれば食べ残しを減らすことは十分可能だ。


以下は戯言なので興味がある方だけどうぞ。

いのちの食べ方という映画があって、たんたんと生き物が食材になるまでを、ドキュメンタリーで紹介した感動作だ。
音楽もメッセージも一切無いまったく見る人まかせな作品で、ある人はスプラッタ映画として楽しむだろうし、ある人は単に作り手のエゴや欺瞞だと決め付けるかもしれない。
しかしながら、食材はもともと生き物でありそれをむざむざ無駄にするのは忍びない、という信念を持つ者には強烈な印象を与える。
すなわち、人間は食物連鎖の一番てっぺんにいるからこそ、何を食べるにしろ、地球上で最もたくさんのいのちを(間接的に)食べているってことだ。
牛の解体をする工場の女性が昼休憩にサンドイッチを食べる。ハムが挟んである。それは以前に彼女が解体した牛かも知れない。
いいとか悪いとかじゃない。サンドイッチにはハムが必要だ。そのハムを作るにはだれかが牛を殺して解体しなければならない。
コーヒーだって、牛と同じだ。コーヒーを飲むためには、誰かが木を植えて収穫しなければならない。すなわちせっかく実を結んだ果実をもぎ取るわけだ。コーヒーの木にしてみりゃ、やりきれないだろう。
とにもかくにも、いのちを食べて生きていくからには、食べられたいのちの分も胸を張って生きたい。そのためには、むざむざ食材を無駄になんかしてられないってことだ。

などということを、この映画を見て思った。
未見の方は、ぜひ一度ご覧になることを強くオススメします。

いのちの食べ方.jpg
タグ:ロス 経営
posted by ホゼ at 12:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月12日

google sitesでカフェのwikiを作成

どんな開業本を読んでも、必ずこんなことが書かれている。いわく、



「一冊ノートを用意して、自分が作りたいカフェについて情報をまとめましょう」




ノートもいいけど、いまどきはもっと便利なツールがあるわけで、ウェブ上にwikiを作ることにした。


理由は、

・情報を得るのはウェブ上がほとんど
・画像や動画などリンクを張るだけで済む(動画はそもそもノートに貼れないか)
・ウェブ上に構築すればどこからでも編集可能
・どんなにデータが膨大になっても無問題
・つかPC以外で情報をまとめるなんて作業したくない


一番最後の理由が全体の99%を占めているなw



さて世の中には無料で使えるwiki(を設置可能なレンタルサーバ)がたくさんある。有名どころでは@wikilivedoorMyWiki・・・

ほかにもいろいろあるんだけど、選んだのはgoogle sites。

(くわしくはこのへんを見てください。)



とりあえずメニューとして、
・コンセプト
・メニュー
・内外装等デザイン関係
・収支計画
・todo(todoが管理できるページがデフォで用意されてた)
を設置してみた。

これを日々充実させていくことにしよう。



間違いないカフェ開業は入念な準備から、だよね。
posted by ホゼ at 15:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月04日

やっと開店計画書に手をつける。

開業を思い立ったのが今年の1月。早いものでもう4月になった。



カフェを開業するのには、計画をして、計画通りのお金があって物件があれば始められる。
というわけで、まずは開店計画が必要なのだが、まだ作ってない。では作ってみよう。



・・・って簡単にちょちょいのちょいで作れるもんじゃあないようで。だって開店計画書なんて、書いたことないもんなぁ。



計画を作るために計画が必要みたいなことになりそうだ(笑



さて、先日立ち読みした「自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う」を結局買ってきた。

練習のために、バカ正直にこの本に載っている開業計画書を、この本に載っている手順で書いてみることにする。
もちろん、物件も手持ち資金も何もかも架空(と言うか希望?)だから、具体的に決まったことは手直ししつつ使うためのベースにするために書く(か、もしくは、手直しするくらいなら書き直したほうが早いってなるかも知れないけど)わけだ。
ま、何事も経験だ。



「自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う」の開店計画書例の目次はこんな感じだ。


コンセプト
出店予定地
開業資金内訳
売上ビジョン
利益ビジョン
返済保証
展望


コンセプトは問題ない。一番考えることだし、誰だってこれが無ければそもそも開業したいなんて思わないだろう。
でも、これはまだ生まれたばかりの赤ん坊みたいなもんで、考えてるうちに細かいところはどんどん変化していきそう。

出店予定地は、ちょっと悩んでいる。付近に線路が2本通っているんだが、どっち沿線にするか、どの駅にするか、もしくは駅近にこだわらないか・・・

開業資金は、半分以上借金だろうなぁ。どうやって調達するか考えないと。

売上ビジョンと利益ビジョンは、具体的な店のサイズやメニュー、営業スタイルが決まらないとわからん、というわけで後回し。

返済保証は、売上と利益の下限値からはじき出すから、これも後回し。

展望は、数年以内に株式会社化して、5年くらいで2号店を・・・ま、これも後回しか。



計画書の第一歩は、コンセプトと出店地を考えることか。




ちなみに、書式の王様と言うサイトがあって、普段の仕事でよくテンプレをダウンロードしたりしてるんだけど、ここにも事業計画書なるものがあった。

こういうのも参考にしてみよう。
posted by ホゼ at 13:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 開店の下ごしらえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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