2012年10月12日

MANLY COFFEE / 福岡カフェ巡りF

「もうあんまり時間無いんで、バスもあるんですけどタクシーがいいと思います。白木原から西鉄大牟田線に乗り高宮駅で降りて、そこからタクシーで行ってください。タクシーの運転手さんには、山越えでって言うといいですよ」

と豆香洞の後藤さんに言われて急いで電車に乗り、高宮駅で降りた。
時間大丈夫かな、2時50分には福岡空港にいなきゃならないんだけど、と思いながらタクシーに乗り、すぐ着くだろうと財布をポケットから出して小銭を出す準備万端。

・・・準備万端ですよ。

・・・まだ着かないの?

・・・タクシーでもそんなにかかるとこなの? まじで? マンリーさん寄ったら飛行機遅刻すんじゃないの? って言ってももうこっち向かっちゃってるし今更空港に方向変換するのもやだし、ええい後は野となれ山となれだ!

というわけで、もう本当に時間のない中、タクシーでマンリーさんに到着! すでに2時まわってる! すぐマンリーに行って挨拶して帰る!

と思ったけどマンリーさんのお店の前にタクシーで着いたのに、時間が無いから気ばかり焦ってお店が発見できずわたわたして結局お店に電話して場所を確認しちゃった(笑

アパートの一室で営業しているというマンリーコーヒー、中に入ると意外や意外、焙煎機があり抽出器具が並び奥には席もちゃんとあるという、小さいながらも自家焙煎店として堂々たる内容である。

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>>MANLY COFFEE

twitterを見て僕が福岡をうろうろしているという情報は入っていたらしく、ほんとに来たのー!?と、SCAJ以来の再開を喜んだり、すごいね焙煎機あるね客席もあるねなどと話をしたりしてたんだけど、はっきり言ってもう時間が無い!
「飛行機乗るのに2時50分に空港なんだけどやばい?」って聞いたら、こっからバスで25分、地下鉄が5分くらいだから大丈夫だよ!間に合うはず!と言って須永さんがバスの時刻表を調べてくれたら、バスが2時14分、よしこれは間に合うはずだということになり、なんとなんと滞在10分足らずで退散しました(笑

本当に時間が無くて、コーヒー飲みながらお話したかったんだけど、「コーヒー飲む時間ある?」「いや無い!」「じゃあテイクアウト持ってけ!」という流れでコーヒーを一杯淹れてくれて、なんとかマンリーのコーヒーを(バスの中で)味わうことができたのは嬉しかった。

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とにかく時間が無く、「バスってどこで乗るの?」「あそこ、公園のとこ! ○○番っていうのがくるからそれに乗ってね、駅に行くから!」「わかった!じゃね!」「またね!」

みたいなほとんど会話になっていないような会話でお別れ。

でもちゃんと記念写真は撮る(笑

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コーヒー、美味しかったですよー!
(バスの中で気が急いて仕方なかったところ、このコーヒーが精神安定剤でした)

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そしてここからが怒涛の帰郷への遠い道!!!

14分に来るはずのバスが20分ちかくなってから到着、39分に福岡駅に着くはずが更に遅れを増やして到着時点で2時50分。
いくら安売りジェットスターと言っても、飛行機の切符をもう一回買うのは痛すぎる。でも福岡駅前のバス亭からビルの入り口にある地下鉄乗り場を目指して全力で走っている時点ですでに搭乗予定時刻である。これはもう笑うしかない。

地下に向かう階段を二段飛ばしで走って降りて、ちょうどきた電車に飛び乗る。良い子はもちろんまねしちゃだめだ。

そして3時を回ってから地下鉄の福岡空港駅に到着、ドアが開くのももどかしくまたしても全力ダッシュ。こんどは登りだからダッシュがキツい(汗
地階に出たところで係員にジェットスターの搭乗はどっち?って聞いたら「向こうの端ですね」と非情なお知らせ、ここですでに相当息が切れてるけどあきらめるわけにはいかない、たぶん土下座すれば乗せてくれるはず! あと数百メートル、ダッシュ!

というわけで、搭乗口に着いたのが3時10分、もちろんすでに搭乗が始まっており、ギリギリセーフで飛行機に乗ることができた。
福岡カフェ巡りはとても楽しかったけど、最後にこんなハラハラドキドキのアトラクションがあるとは・・・

ちなみに後日談だけど、マンリーコーヒーの須永さん、バスで帰った僕を見送ってからジェットスターの時刻表を調べたら「こりゃ間に合うわけがない(滝汗」と思って、僕の飛行機代(取り直す分)出さなきゃならないかなと冷や汗かいていたらしい(笑


というわけで、足掛け二日、合計7軒の素敵なカフェを巡ることができた。

福岡名物は何も食べなかったし、福岡の名所も何も見なかったけど、最高の旅でした!
福岡のコーヒー文化がさらにさらに盛り上がりますように、牛久から祈ってます!
posted by ホゼ at 18:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | カフェ屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

豆香洞コーヒー / 福岡カフェ巡りE

大宰府を出たのが昼の12時、飛行機は午後3時20分、逆算すると空港に2時50分着で大丈夫なはず。

大宰府線から二日市駅で天神大牟田線に乗り換えて三つ目の駅、白木原。ここは急行が停まらないので、各駅停車で行かなければならない。
駅に着いたら、博多方面向かって歩いて、すぐの踏切を渡ってまた博多方面に歩くことほんの数分、豆香洞コーヒーがあるビルが現れる。銀色の煙突が二本、通りに面してニョキっと出てるから通り過ぎることは無いよ。

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>>豆香洞コーヒー

正直に言うと、この豆香洞コーヒーは名前を知ってはいたものの福岡にあるお店だとは知らず、今回のツアーの目的地には当初入って無かったのだが、このツアーの途中でtwitterにより情報をもらい、立ち寄ることとした。
情報をくれた人というのが @ino_kanji という人で、twitterを通して知り合った人なのだけど、コーヒーに深く精通しているのだ。
でも業界人ではないところが面白いんだけど。

@espressoizer 太宰府行くんだったら、途中に白木原って駅があると思うのですが、駅から近くの豆香洞さんも良いところです!ひそかにここのオーナーを慕ってます(ひそかじゃないか…笑) http://tokado-coffee.shop-pro.jp


こう言われたら寄らずに帰れないじゃないですか!

そして寄ってみたら、オトナなオシャレ空間でコーヒーも美味しく、来て良かったーって感じだった。

店に入ると入り口横に真っ赤な焙煎機が鎮座してて、ここは自家焙煎店ですよということをアピールしているようだが、かと言ってマメマメしい感じ(麻袋が積んであったりとか、あるでしょ?)はなくて、まるでインテリアみたいにおさまっていた。もちろんインテリアなわけはなくて毎日焙煎しているんだろうけど、よく片付いていて、清掃も行き届いているからそう感じたんだけどね。

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そして喫茶スペースは木目を基調として落ち着いた雰囲気。
丁寧にハンドドリップ(こちらはペーパードリップがメインみたいだった)されたコーヒーをゆっくりと飲める空間である。

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もちろん僕もいただきました。ゆっくりとした動作で滑らかにドリップをしていたのはさすが。手つきがすばらしかった・・・ってそりゃプロですもんねえ、失礼しました。
カフェ巡りでコーヒーばかり飲んでる僕を気遣ってくれてか、ロータスのクッキーがついていた。

こちらでも話題はやっぱり福岡カフェ事情。
ほんと福岡のコーヒー屋さんの横のつながりはすごい。年齢やバックグラウンドを問わず、同じ目標に向けてまとまってる感じがする。
目標っていうのは「福岡のコーヒー文化をもっと盛り上げよう」ってこと。
もっとお客さんはいるはずだし、もっとコーヒー屋さんもできてもいいはず、もっとコーヒーを楽しめるはず。そんなことを思ってみんなで頑張っているって感じが、どのカフェに行っても伝わってくる。
オーナーの後藤さんは、物腰の柔らかな方でパッとはわからないけど、しゃべると出てくるコーヒーと福岡への愛。やっぱり熱い人でした。

というわけで、予想外に長居してしまい、後藤さんに「そろそろ行かないと時間やばいんじゃないですか」と言われてあわてて腰を上げて、記念撮影をしてお店を後にした。

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時間やばいってほんとだ、お店出たのが午後の1時半、豆香洞がある白木原駅から小一時間かかるらしい。飛行機に乗るには2時50分に空港に居なきゃならない、ってことはこっからまっすぐ空港へ行くべき?

いやいや、最後のとっておきの一軒に寄らずに帰れるものか!
posted by ホゼ at 17:41 | Comment(1) | TrackBack(0) | カフェ屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月11日

珈琲蘭館 / 福岡喫茶店巡りD

【お知らせ】タイトルに一部変更があります。今回、福岡県のコーヒー店をまわる旅を本ブログにて「福岡カフェ巡り」というシリーズで書いていますが、珈琲蘭館だけは敬意を表して「福岡喫茶店巡り」とさせていただきますことを、悪しからずご諒承いただけますようお願いいたします。


さて、REC COFFEE薬院駅前店を出たのが10時前、いいペースである。なにしろ飛行機に乗るために14時50分までに空港にいてね、って搭乗券に書いてあるわけで、そうすると昼過ぎくらいまでがリミットだろうなあと。
REC COFFEEは西鉄大牟田線の薬院駅から徒歩すぐなので、次なる目的地、大宰府の珈琲蘭館までのアクセスが良い。さっと電車に乗って、二日市駅で大宰府線に乗り換えて二駅、およそ30分の旅だ。

大宰府駅に着くとそこはもうめっちゃ観光地! 外人さん多いし! カメラで写真撮ってる人多いし! こっちもテンション上がる! 観光したい! お土産買いたい! 太宰府天満宮におまいりしたい!

と後ろ髪をひかれながらも駅を降りて電車が来たほうに線路沿いに戻る感じで歩く。こっち方面は天満宮の方向と逆になるので、歩き始めてすぐに人通りが少なくなる。
ものの5分もしないうちに、到着。時刻は10時半。
堂々たる風格の喫茶店、自家焙煎珈琲蘭館である。

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>>自家焙煎珈琲蘭館

店に入る前からワクワクである。この外観、そして中にいらっしゃる(はず)のは田原さんである。
そしてお店に入ると、やっぱりいたー! 田原さんー!
というわけで、いきなり僕が入ってきたのを見て目を白黒させている田原さんのカウンター越し目の前の席に座って、コーヒーとモーニングプレートを注文。
※モーニングプレートはおなか空かせた僕を気遣って特別に作ってくれたようです。感謝。

そして、ネルで淹れてもらったコーヒーを味わう。

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実はこのネルドリップ、僕の知るネルドリップの淹れ方とは全然違う。
田原さん、蒸らしもそこそこにめちゃめちゃドバーっとお湯を注いでいく。なので、ウソっ!って思うほど抽出が早い。でもだからと言って豆をたくさん使うわけでもなくて、それでいて飲んでみると味が過不足なく丸く出てて抽出不足な感はまったく無い。
この後でペーパーでたててもらったものを飲んだんだけど、同じような淹れ方だと味が尖って出てしまう。
田原さん独特のメソッドがあるのだろう。このネルドリップは日本中の人に飲んでもらいたいなあと思った。
特に抽出の仕事にかかわっている人、田原さんのコーヒーを飲みながら話を聞くと、目からうろこがポロポロと落ちるかも!?
そして話は抽出からグラインダ、そして焙煎へ。テンションMAXで盛り上がります。

そう言えば昨日、田原さんとも仲の良いTOWNSQUARE COFFEE ROASTERSの森君から、こんなことを言われたのを思い出した・・・

「田原さん、めっちゃ熱い人ですよ! コーヒーの話面白いですよ! でも、今回は時間が無い旅ですからあんまり田原さんと話してると、ほかに行く時間がなくなっちゃうかも(笑」


時計を見ると12時になろうとしている・・・

あれれ〜? 蘭館さんに1時間半も滞在しているぞ〜?

って飛行機の時間が迫ってるじゃないですか!!!!!!

というわけで、あわてて記念写真を撮って、珈琲蘭館を後にした。
もちろんこの後、大宰府天満宮にも寄ることはなくすぐ電車に乗ったのは言うまでもない。

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福岡市内から30分くらいで来れるから、福岡カフェ巡りをしようという皆さんは、絶対に珈琲蘭館に来てみてくださいね。
福岡市内にあるたくさんの美味しいカフェとはまた少し違う、独特の田原ワールドを体験してみてください。そして驚きのネルドリップコーヒーを飲んでください。

よーし、福岡空港への帰り道、時間ないけどまだ寄りたいお店があるぞー!
posted by ホゼ at 10:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | カフェ屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

REC COFFEE / 福岡カフェ巡りC

まだ朝の9時。福岡の街は通勤で急ぐサラリーマンやOLさんたちであふれている。そんな中、大きなリュックを背負ってキョロキョロしながら歩く僕は少し邪魔臭かったかも知れない。
manu coffeeでいただいた博多街あるきマップとにらめっこしながら、テクテクと歩く。

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福岡駅から歩いて15分ほどのmanu coffee春吉店から、更に10分ほど歩くと、REC COFFEE薬院駅前店に着く。

>>REC COFFEE

ここは移動カフェから固定店舗になり、そして多店舗展開しているというなんだか勝手に親近感を覚えてしまうお店だ。
※今は移動カフェはイベントでしか出動していないそうです

今日はこの先、エスプレッソを飲めなそうな気がするので、RECさんではエスプレッソを飲むことにした。

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シネッソで淹れてくれたエスプレッソはやっぱりいまどきな感じでクリーン、そしてフレーバーが豊か。見た目ほど酸味が強くなく(すっぱくなく)、飲みやすいけど後味にハッとさせられるようなエスプレッソだった。
それもそのはず、2011JBCで3位入賞した岩瀬バリスタを擁するのだ、エスプレッソが美味しくないわけない。

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コーヒーをいただきながら、カウンターの中の有馬バリスタと今年の春にうちの奥さんとコーヒーファクトリーのみなみちゃん、みっちゃんがここを訪れたことが話題になったんだけど、そのうちの一人(まーちゃん)が奥さんと知ってびっくりされたのはいい思い出です(笑

このお店、完全にカフェって感じで、メニューを見てないんでよくわからないけど、レジ横に焼き菓子も何種類か置いてあったし(これが美味しそうだった)、たぶんフードも充実してるんだろうと思う。器具やコーヒー豆は販売していない? 今回の福岡カフェ巡りで純然たるカフェというのはここ一軒かも知れない。
それだけに抽出という部分にはこだわっているなあというのが印象に残った。
なにしろグラインダーが三本立ってたからねえ。

店内は、アンティークっぽい、揃ってない家具がいい味を出してて、そんなに古くない店なはずなのに、もう十年もここにあるかのような佇まい。お客さんも常連さんが多くて、街に溶け込んでるなあという感じである。良い店だなあ。

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と言うわけで、僕も常連さんのようにカウンター越しにバリスタさんとお話をしつつ、立ち飲みでコーヒーを飲んでみた。なんかいい感じ。

楽しい時間を過ごしました。最後に有馬さんとパチリ。

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時間はまだ10時前、あと何軒行けるかな? こっからは電車で移動だー!
posted by ホゼ at 00:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | カフェ屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月10日

manu coffee / 福岡カフェ巡りB

福岡二日目、今日の午後にはもう帰らなきゃならないのだ。午後2時50分に空港に着いてなきゃならないのだが、なんとか、回れるだけ回ろう。

福岡名物は食べてないし、福岡の名所も見てる暇なさそうだけど、仕方ないね。
昨日、駅前でくまモン見たからいっか。

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※くまモンは熊本のキャラクターです

朝、早起きして向かったのはmanu coffee。
泊まったホテルが福岡駅前だったので、朝8時から開いているmanu coffeeの春吉店までは歩いて行ける。今日の一軒目はココにしよう。

というわけで、歩いて行ったんだけど、いやー朝の福岡散歩が気持ちよかったこと!
那珂川の橋の上でパチリ。

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で、着きました、manu coffee春吉店。

>>manu coffee

かわいい店内、おされなメニューたち、接客もほどよくフレンドリー、そして美味しいコーヒー。
いいねえいいねえ。
朝日が射し込む店内は木をふんだんに使って、懐かしいような新しいような、不思議な雰囲気。ちょっとクラシカルなマルゾッコのリネアがとてもよく似合っている。

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ここのコーヒーは、朝だけ「グッドモーニングコーヒー」ということでお安く飲めます。200円。めちゃオススメ。そのコーヒーは、オオカミコーヒーというブランドのもので、会社は同じみたいなんだけど、コーヒー豆はオオカミコーヒーというブランドで展開していて、カフェ部門がmanu coffeeということみたい。
コーヒー、美味しかった〜。

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やっぱり福岡って横のつながりが強いみたいで、茨城から来ましたよーコーヒー屋さん巡りしてますよー、って言ったら、あそこは行きました?誰々に会いました?あそこには行ったほうがいいですよ!なんていろいろ情報をもらったり行き方を教わったり。
そして教えてもらった通りに、次の店にまたしても徒歩で向かうべく、朝の忙しい店内を後にした。

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スタッフのかわのさん、Tシャツがハグコーヒーだー!

まだ朝の9時! そんでは、次のお店も徒歩で行くよー! レッツゴー!
posted by ホゼ at 20:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | カフェ屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハニー珈琲 / 福岡カフェ巡りA

TOWNSQUARE COFFEE ROASTERSのある千代県庁口駅から再び地下鉄箱崎線に乗り、天神駅で降り、地下道を歩いて地下鉄七隈線の天神南駅に乗り換える。
この地下街がすごい。今回、天神(たぶん福岡イチの繁華街)はこの地下道しか歩いてないのが残念なのだが、天神というエリアは東京で言えば銀座と新宿と渋谷を足したような場所らしい。地下街もすごかったよ、平日の朝だというのにたくさんの人が歩いていた。地下街にはもちろんいろんなお店があって、東京のどっかにいるような感覚。すごい。

>>天神地下街

とは言え、天神から天神南への乗り換えは地下街の端と端らしく、ずいぶん歩かされた(笑
そして天神南駅から一駅、渡辺通駅で降りる。
そこから日赤通りを南に行き、住吉通りで左折、川をわたらずに川沿いを歩くと、ハニー珈琲の本店がある。

>>ハニー珈琲

福岡では老舗であり、最近は東京の中目黒に支店が出たことでも話題になった。
そしてもうひとつ、今年のジャパンバリスタチャンピオンシップの優勝者である井崎バリスタはここの井崎社長の長男である。何かと話題の多いお店だ。

>>丸山珈琲オフィシャルブログ(記事紹介)

さて、とりあえずコーヒーをいただこうかしらと思ったら、本日のコーヒーだっけ?名前は忘れたけど、100円で飲めるコーヒーがあるらしく、今日はそれが美味しいよということでいただくことにした。

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カウンターでそのコーヒーを飲みつつ、目の前に並ぶ試飲を、バリスタに話を聞きながら飲む。試飲の中にはCOE入賞のものもあり、いろんな風味の違うコーヒーを楽しめるというのは嬉しいし、コーヒーを買うお客さんにとっては、とてもいいサービスだね。

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そしてもう一杯、カプチーノをいただく。
ここの大西バリスタは、メルボルンでバリスタをやっていた有名人。東京でイベントやったり。
>>BAR14Nの憂鬱なラテアート(記事紹介)

僕のブログにも、登場してたり。
>>ビバ!ロングブラック!(記事紹介)

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店内はけっこうコンパクトで、豆売りがメインのお店なんだなーって感じ。入ってすぐの壁にコーヒーがずらーっと並んでいるのだけど、値段が安くてびっくりなんだ。おお、こんなコーヒーがこの値段!?って感じで、ついついたくさん買っちゃいそう。
店内のドリンクもお手ごろな値段だし、なによりもコーヒー豆をお買い求めのお客様にはコーヒーをサービス!お連れ様がいたらお連れ様の分もサービス!という気前の良さ。素敵すぎる。

コーヒー談義に花を咲かせ、試飲もけっこうたくさんいただき(だって目の前にずらーっとあるんだもん)、一時間ほども長居してお店を出た。
相手してくれたマサ君、ありがとう!

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この時点でお昼くらいなんだけど、この後は所用があり博多を離れなければならなかったため、この日のカフェ巡りは終了。

どこに行ったかというと・・・

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はい、ちゃんぽんです。ちゃんぽんと言えば長崎です。

やっぱり本場はうまい。何が違うのかわからんけどうまい。
そして寿司食べたのだけど(写真無し、すんません)、九州の醤油は甘いんだよね、これが寿司によーく合うんだ。ちなみに僕は自宅でも九州の甘い醤油を使用しています。

>>チョーコー醤油

さて、おなか一杯になったところで福岡戻るか、というわけでまたしても白いかもめ号に乗って佐賀をまたいで福岡へ。
宿に着いて、おやすみなさい。明日もコーヒー屋さん回るぞー。

posted by ホゼ at 17:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | カフェ屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TOWNSQUARE COFFEE ROASTERS / 福岡カフェ巡り@

実は僕、あんまり飛行機が得意じゃない。正直に言うと、ちょっと怖いんだな。
特にイヤだなーって思うのが飛行機が小さいとか天候が悪いとか・・・


というわけで、先日、成田からエアバスA300(小さい)で台風が近づく中、福岡に飛んできた。怖かった。

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写真は晴れてるけど、これ、福岡に着いたときね。成田出るときはめっちゃ風雨が強くてほんと怖かったよ。
ちなみに航空会社はLLCであるジェットスター、これ安くていいね。

さて、成田を朝の6時発という少々クレイジーな飛行機に乗ったため、福岡についたのが8時過ぎ。とにかくコーヒー飲みたいぞというわけで、空港から地下鉄空港線に乗り中洲川端という駅で箱崎線に乗り換え、千代県庁口という駅で降りる。降りたらそのまま西部ガス本社ビル(パピヨン24という名前のビル)に直結しているので、ビルの中を1階まで上がる。そしたらありますTOWNSQUARE COFFEE ROASTERS!

>>TOWNSQUARE COFFEE ROASTERS

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ここは朝の8時から営業しているし、モーニングセット(これが安くてボリュームあるのだ)もあるので、サラリーマンには嬉しいね。
僕も朝ごはんを食べていなかったので、モーニングセットをいただく。
モーニングセットにはフレンチプレスで淹れたコーヒーが付く。
ペトロンチーニ社の焙煎機を使用しているこのお店は、とてもクオリティの高い生豆を使用していることもあり、クリーンで豊かなフレーバーを持つコーヒーであった。今風である。そういや外観も店内もアメリカ西海岸を思わせるようなデザインでかっこいいのである。めちゃオシャレ。

コーヒーは10種類くらいあったかな、コレだけの種類が揃っているのだから選ぶのも楽しいだろうなあ。そして注文を受けてからシールする。そのときにコーヒーのバッグの中を窒素で置換していた。これが凄い機械を使っていて、なんだか工場で使う業務用みたいな見た目の無骨さであった。
窒素置換だとけっこう違いが出るかと聞いてみたら、窒素で経時変化が相当抑えられるとのことで、お客さんが少し未開封のままほっといてもクオリティが下がらないんだったらまとめ買いもできるし、メリット大きいなあ。

奥に大きな焙煎機があるし、器具もたくさん陳列していて、店内の半分くらいが物販スペースで、カフェというよりコーヒー豆屋さんという感じを受ける。プレスの展示が目立つところにあり、今のスペシャルティコーヒーはやっぱりプレスと相性がいいのかなと思った。

コーヒー美味しいなあ、店広いなあ、かっこいいなあ、焙煎機でかいなあ、などと思いながらコーヒーを楽しんでいたら、焙煎士の森君から「一緒にカッピングしませんか?」と誘われた。ええ僕なんかカッピングにお呼ばれしちゃっていいんですか?と思ったけどありがたくご一緒させてもらった。

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今はカッピングのセミナーは特にやっていないらしく、その代わりカッピングしたい人がいれば「来てくれれば一緒にやろうよ」というスタンスらしい。もちろんスタッフさんは日常的に全員でカッピングをしているということだ。

福岡のカッピング事情が盛り上がりますよう願っております。

というわけで、いろいろ楽しい話を聞かせてもらって、カッピングまでさせてもらって、忙しい中相手してもらって、1時間ほどもいたろうか、長居させていただきました。ありがとうございます。

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次行くぞ!
posted by ホゼ at 08:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | カフェ屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月02日

意味のないことはしない、という主義

ジェームス・ホフマン。言わずと知れた2007ワールドバリスタチャンピオンである。

こんな人である。

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すごく大きくて、ジェントルで、まじめだけど愉快で、ホスピタリティにあふれた人だった。
ものすごくミーハーな話だが、お願いして記念撮影してもらった。

さて、なんでこんな人と一緒に写真を撮っているのかというと、シモネリの新機種、アウレリアUのセミナーに参加したからである。
SCAJ2012のトーエイ工業ブースでも少し触ったり、スタッフさんに話を聞いたりしたので予備知識はあったわけだが、セミナーを聞いてなるほどこれは凄いマシンだ、と思った。
僕が気に入った点。

・グループの設定温度への追従がめちゃ早い
・操作感がいい
・お湯の出方の安定感がすごい

旧アウレリアからのアップグレード点はもうそれこそフルモデルチェンジですか?くらいあるわけだが、見た目があまり変わらないので、どうにも損している気がしないでもない。
中身はもう別物である。マルゾッコで言うならFBからストラーダに変わったくらいあるんじゃないか。

さて、セミナーではいろいろアウレリアUについて話を聞いたわけだが、詳しいことはここに書くより、気になった人が直接トーエイ工業さんに聞いたほうが早いと思うので端折る。

念のため、トーエイ工業さんの連絡先はこちら(グーグルプレイスが開きます)
※ウェブサイトに電話番号が無かった・・・





で、本題。タイトルに書いた話。

僕は基本的にこのタイトルに書いたような行動原理に基づいて行動している。
何をするにしても、「なんとなく」では行動しないということだ。「これこれこういう理由があるから」やるということだ。「これこれこういう理由があるから」やらないということだ。
すなわち、できるだけ合理的な行動をしようと心がけている。感情や気分で判断すると、行動がブレるが、合理的な行動はブレない。合理的に考えれば、常に同じ行動を取るはずだからだ。
というのは裏をかえせば、そう考えて行動しなければならないほど、僕自身の行動は感情や気分に支配されがちだということの証明でもあるわけだが。

ジェームス・ホフマンとの質疑応答の中で、ものすごく共感できるエピソードがあったので紹介する。
タンピングについて、参加者から「あなたのコーヒーをグラインドしてからタンピングまでの動作には、ならしたり分配したりすることが無く、非常に手順が少なく簡単にやっているように思えるが何故か」という質問があった。
それに対するジェームスの回答が最高だった。
「僕も昔、丁寧に分配して山をならしてタンパーで軽く押し込んでフチを叩いてバスケットの内側にへばりついた粉を落としてもう一度力強く押し込んでツイストして、それでグループにポルタフィルタを装着していたことがあった。しかしその手順は今はもうやっていない。今はただ一度だけ水平に押し込んだら終わりだ。何故か。それは必要ないからだ」
「必要かそうでないかの判断は簡単だ。さっき言ったような面倒くさい手順でエスプレッソを淹れる。そして今やっている簡単な手順でエスプレッソを淹れる。どちらかのカップを二つ、もう一方のカップを一つ。同じものが二つと違うものがひとつの合計三つの中から、ひとつだけ違うカップを選び出す。これを7回か8回繰り返して常にひとつだけ違うカップを取り出せれば、有意な差があるということだ」
「そのときにAB比較テストはだめだ、正確なジャッジが下せない。AB比較テストというのは、AというサンプルとBというサンプルを作り、二つを比べるということだ。確実に違うものを比べるから差が何か考える。考えるのみならず、(本来は無いかもしれない)差を作り出そうとしてしまう恐れがある。テストをするときは三つの中から仲間はずれのひとつを選ぶテストをしなければならない」

ブラボーである。

このジェームスの話の中にはふたつの重要なメッセージが隠れいている。

まず第一に、意味があるかどうかはテストの結果にのみ依存する、ということだ。
例えば、メッシュを少しだけ細かくして抽出する。物理的な条件が変わったわけだからその影響は必ず液体に出る。しかしそれを判別できないとしたらどうだろうか。意味があるのだろうか。目盛りの十分の一だけ回したところ、三つの中からひとつ選ぶテストでは正解を導き出せない。しかし、目盛りの半分回したら、ちゃんと選べることができたとする。この場合、目盛りの十分の一だけ回すことに意味は無いということだ。

第二に、その条件の変更がほかの条件のブレより小さかったら意味を成さない、ということだ。
これも例えを出すと、ポルタフィルタに詰めるコーヒーの量をテストするときに、20gと20.5gで抽出して三つの中からひとつ選ぶテストをして、何回も続けて正確にひとつのカップを選べないとしたら、それは0.5gの差はほかの条件のブレに隠れてしまう程度の差しか生まないということだ。ほかの条件のブレとは、タンピングかも知れないし湯温かも知れない。ポンプの動作のブレかも、抽出時間がほんの少しズレたかも知れない。それらの条件のブレよりも大きい差を生まない限り、テストしたい条件の変更というのは意味を成さないのだ。

そして、この二つのメッセージが伝えることは、「やらなくていいことはどんなに意味がありそうでもやらない、やるべきことはどんなに意味が無さそうでもやる」ということだ。
これは例えを出すまでもなく、理解してもらえると思う。しかし、これがなかなか難しい。なぜなら、やるべきかやらなくていいかはテストをして検証しなければわからないからだ。そしてこの三つの中からひとつ選ぶ方法の検証は意外と面倒臭い。だから、皆「こうしたほうが良い(良さそうな)結果を出せると思うから」「この方法が良いと聞いたから」「こうするほうが理にかなってるから」「こうすれば必然的にこういう結果になるはずだから」「こう教わったから」などと、いろんな理由をつけて、やるべきこととやらなくていいことを検証せずに思い込みや慣れや習慣で流してしまってないだろうか。

ジェームスは、一日に何百杯も淹れるならやらなくていい手順をひとつ減らせれば一日で何百も手順が減るんだ、と言っていた。そして、セミナーの抽出の時にきちんとカップを計量してから抽出し、抽出後のカップの重量を計ることで抽出した液体の重さを計っていた。

そしてそのジェームスの行動はまさに、彼がセミナーの中で力説した、合理的にやるべきことをやりやらずに済むことはやらない、という態度そのものである。
posted by ホゼ at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | エスプレッソ技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月01日

丸山珈琲尾山台店プレオープンに行ってきたよ

丸山珈琲は、軽井沢を本拠地に長野県を中心に5店舗を展開する、自家焙煎店である。

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>>丸山珈琲ウェブサイト


ジャパンバリスタチャンピオンシップ4連覇中とか、今乗りに乗ってるお店なわけだが、現在の長野と山梨に続き、東京に支店が出ることとなった。それが尾山台店である。
そのプレオープン最終日に行くことができた。

間口が狭く奥に長い店内で、手前に物販スペース、奥に喫茶スペースというつくり。
雰囲気はどことなくハルニレ店に似ているような。小さいけどさっぱりとして明るい店内である。
店内に入ると、容易にコーヒーに対する情熱を感じることができるし、専門店らしくよく教育されたスタッフが手際よくエスプレッソマシンやプレス器具を操作している。コーヒーに対する質問もスラスラと答えていた。
しかし、大変失礼ながらあえて言わせてもらうと、その印象は至って普通のカフェ併設自家焙煎店である。
入りにくさも無いし、雰囲気は明るく軽く、専門店にありがちな押し付けがましさや小難しさが無い。
むしろ何も知らずに入れば「ちょっとだけ専門的なカフェなのかなー」くらいの印象になるのではないか。
キッチンには大きなエスプレッソマシンが鎮座し、向かいの壁の棚には鈴木バリスタのトロフィーがある。しかしこれ見よがしな「チャンピオンラテ」とか「バリスタセレクトコーヒー」とか(適当に名前つけてるけど、こういうのってよくあるでしょ?)そういうものが無い。
とにかく良い意味で普通なのだ。子連れのお母さんが一息つくのに寄れる雰囲気。適当にウチで飲む用のコーヒーを買って帰れる雰囲気。
尾山台という場所について詳しいわけではないが、行ってみた限り、商店街によくマッチした雰囲気である。
これが青山や表参道、代官山あたりにあるとちょっと地味目で落ち着きすぎな感じになるのかも知れないが、尾山台という場所にあると、オープンしたての店なのになんだか溶け込んで見えるのだ。



さて、ここを訪れたのがSCAJ2012最終日の翌日である。昨日まで、SCAJ2012だったわけである。

SCAJの会場では、JBC優勝の井崎バリスタのコーヒーを飲んだり、6位の斉藤バリスタのコーヒーを飲んだりしていたわけである。うまかった。非常にうまかった。
これらのコーヒーはバリスタチャンピオンシップ用に焙煎しているのであろうが、丸山珈琲ブースで、市販しているコーヒーもカッピングしてきたら、「おお、遜色ないというか大会用のコーヒーと市販のコーヒーってほとんど同じようなクオリティだ」と感じた。
そして丸山珈琲尾山台店である。プレスでエチオピア・チェンベを注文した。

ピーツ.jpg

おお、これは美味しい。プレスで提供されているので、まるで昨日丸山ブースでカッピングしたコーヒーのようだ。

・・・と、ここで「とある三段論法」に気がついた。
その「とある三段論法」とは。

大前提:
【JBCを戦ったコーヒー】と【丸山珈琲で市販しているコーヒー】はほとんど同じようなクオリティだ。

小前提:
【丸山珈琲で市販している珈琲】を【尾山台店でプレスやエスプレッソで飲むコーヒー】では使用している。

結論:
【尾山台でプレスやエスプレッソで飲むコーヒー】は【JBCを戦ったコーヒー】とほぼ同じ!


おお!すばらしい! 




尾山台あたりの人たちが、何気なく「お、新しいコーヒー屋さんかー。ちと入ってみるかー」などと立ち寄ったカフェのコーヒーが、まさかにそんなクオリティだとは知る由もないだろう。
しかしながら、そのコーヒーは間違いなく「そんなクオリティ」なのだ。これはすごいことだ。特別な一杯が普段の一杯になる瞬間だ。

posted by ホゼ at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | カフェ屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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